卒業旅行2日目

邂逅

 日本では考えられないぐらい健全な時間に起きて、まずはフランクフルト中央駅へ。なんと別便でフランクフルトにやってきたサークル同期(=ナオコとも同期)と会うため。詳細は割愛するが、映画のようなワンシーンを経て急遽アルバム編集会ヨーロッパ支部が結成された。めちゃくちゃかっこいい駅のホームの上で日本から持ってきたインスタント食品を渡したりした後、それぞれの旅の安全を祈って解散。東京でまた会おうね。(鹿児島で会った)

旅の準備、現地調達編

 まずは腹ごしらえということで、駅の近くのカフェで遅めの朝食。今回は自分で注文できた^^
 今まで食べていたクロワッサンは偽物だった。みなさんこれが本物です。


1個で満腹クロワッサン

 お腹いっぱいになったら次はSIMカード探しに。駅の近くにショップがあったけど容量が使いきれないほど大きなものしか売ってなかったので、他を当たることにしてコンビニみたいな感じの売店に入った。インドっぽいなまりの店員さんが音楽かけながら店番しててワタワタしてたけど、ナオコが全部話してくれたおかげで、無事ヨーロッパどこでも使えるSIMカードを手に入れた。これで準備万端、街へ繰り出す。

石畳でヨーロッパを感じる

 昨夜、ご飯を食べた街の中心部へ。夜は暗くて怖かったけど、夜が明けてみれば晴れた空に大聖堂が高くそびえ、ゆったりと流れる川が見下ろせる。川には鉄の橋やレンガの橋がかかり、散歩する人やランニングする人で賑わっていた。桜に似た木もあって、春の気配も感じられる。広場の周りは細い路地が入り組んでいて、石畳の上に立ち並ぶ土産屋は屋根も壁もカラフル。カフェには当然テラス席があり、パラソルもテーブルクロスもこれまたカラフル。否応なしにヨーロッパだった。旅の目標「ヨーロッパを感じる」を2日目にして早くも達成してしまった。

ゴシック建築だ~

 橋を渡って、公園で地元のキッズに紛れて遊んで、お腹が空いたのでまた橋を渡って遅めのお昼ご飯。もういいよってぐらい昨日からポテト食べてる。

バーガーキングのほうが好き(小声)
花のある食卓っていい

 トイレの手洗い場の鏡が高すぎて眉より上しか見えないのにウケたり、ハンガーラックが高すぎてコートかけるのに背伸びしたり、こういうところでも気軽にヨーロッパを感じられます。途中で酔っ払いか何かが大声で店に入ろうとしてくるイベントも発生して、これひとりだったら泣いて日本に帰ってたと思う。ああヨーロッパ。


実績解除、ヨーロッパの美術館

 知り合いに勧められたシュテーデル美術館に行くために再び川を渡る。こういうとき、「さっきこの橋渡ったから、少し遠回りになっちゃうけど今度はあっちの橋から行こうよ」って言ったら即賛成してくれる人大好き。
 フェルメールの「地理学者」はなぜかなかったし、下の階は時間なくて見れなかったし、私だけ学割適用できずに正規の値段払ったけど、さっき渡った橋の絵を見れて大満足。ポストカードもお買い上げ。地元の画家が描く地元の絵っていいよな~。
 川沿いは他にも美術館や博物館が並んでいて、1週間ぐらい退屈せずに過ごせると思う。今度ヨーロッパ来るときもフランクフルト入りしようかな。

 昼ご飯が遅かった&モリモリだったので夜ご飯を外で食べることを諦め、スーパーで食材を買い込みホテルに帰った。スーパー楽しくてはしゃいじゃった。賭けで買った謎の乳酸菌飲料は思ったよりおいしかったし、ナオコはおいしくない寿司の醤油をおいしがってた。

てぎゅ・・・
完全にはしゃいでる

 大画面でアイドルを見て就寝。明日も楽しみだね。

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