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本を全部読む必要がない理由を新たな切り口で~全部読まないといけないと思っている人へ~

おはようございます。

月30冊~50冊ぐらいの本に目を通す僕ですが、全てを読むことはもうほとんどありません。

今まで何度か速読に関してはお伝えしましたが、一番重要なのは

全部を読まない

ということ。

・目的をしぼる
・必要な箇所だけ読む

などは伝えたのですが、一番重要なのは全部を読まないということなんです。

なんで読んではいけないのか別の切り口から考察してみたのでお伝えします。

そもそも本の定義は?

本を読む、となったとき、

そもそも本てなに?

というところなのですが、Wikipediaによると

「本とは、表紙はページ数に入れず、本文が少なくとも49ページ以上から成る、印刷された非定期刊行物」

だそうです。

必要な文字数は?

そして、本の1ページの文字数は約600文字ほど。

となると、600×49=29400文字が最低限必要になるということになります。

400字の原稿用紙だと約74枚。

これが最低限必要ということです。

作者の気持ちになって考えてみると

自分が本を出すとなったときに、

作文74枚文書け

と言われたらどう考えるでしょうか。

おそらく、

74枚だとギリギリだから言いたいこと厳選しないと!

とはならないと思うんです。

どちらかというと、

やべぇ、そんなに伝えたいことないぞ。なんとか、俺の経験談とか、例とか増やしまくって74枚にしよ

といったイメージではないでしょうか。

(※実際の、本をたくさん出されている方とかはもしかすると、それじゃ足りないよと考えられてるのかもしれないです。あくまで僕のイメージです。)

作者の方も人間ですので、一字一句全てが全力というのは厳しいと思います。

むしろ少しかさ増しのための文章があるのが普通ではないでしょうか。

さて、全部読みますか?

こう考えたときに全部読みますか?ということなんです。

全部全力で書ける作者のかたもいらっしゃると思います。

そういうかたの本は全部読んでいいと思います。

ただ、そうじゃない作者の方もかなりの人数いらっしゃるはず。
(実際に、本を多く出している人も、本は全部を読まないと言っている方いらっしゃいます)

一字一句逃さずに読むというのは素晴らしいことなのかもしれませんが、作者が伝えたいことが伝わらなければ意味ないですし、自分の血肉にならなければ意味がないと思います。
(小説などの趣味の読書は別です。)

まとめ

・本の定義は作文用紙74枚分の文字数
・作者だったら全部全力で書けますか?
・かさ増しの文章もあるのでは
・全部読む必要はないのでは?

といったところです。

今までの記事は

速読=目的をしぼる

と伝えてきましたが、それがなかなかできないという方は

速読=不要なとこは読まない

としてしまえば少しはイメージしやすいかもしれません。

試してみてください!

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