本屋営業日誌　2022年7月11日〜7月17日

7/11(月)　晴れ

良い空間を作ってもらったおかげで、店で過ごす時間は心地良い。特に、空が暗くなってからの時間がすごく落ち着く。
店の照明のことでちょっとした問題。
①夕方から暗くなる前の微妙な時間帯、店に明かりがついているのが分からなくて営業していないように見える。
②本棚の一番下の段が夜になると暗くて見づらい。
それぞれどうやって解決するか、店舗開発チーム（今名付けた）と思案中。せっかくなので面白いアイデアで、お金もあまりかけずに解決したいところ。
店の入口が引き戸になっていて分かりづらいので、「引く」という文字をとりあえず取っ手の辺りに貼り紙する。
まだ色々環境整備が出来ておらず、やりたい仕事ができずにいる。新刊本で入荷時に破損があった分の連絡をしたりして過ごす。
人も来てくれたし悪くない1日。

7/12(火)　晴れ

今日は、遠方から書店関連の方の来店が2組も。ほかにも以前からお世話になっている方などもあり、夜にちょっとだけ賑わう時間帯があった。
テザリングのネット環境だとプリンターの接続が不安定なので、有線でつなぐことにした。古本と新品の本が棚の中で混在していて、とりあえず棚板にマスキングテープを貼って分かるようにはしているんだけど、きちんとした形で分かるようなものをこれから作る予定。
なんだかまだ浮足立っていて、なかなか仕事が進まない。

7/13(水)　晴れ

熊本はいま、コロナの新規感染者数がとても多い。月曜日から木曜日は医療機関の仕事をしているんだけど、関わっている施設で陽性者が出たりして、少し慌ただしい状況になっている。
昨日の本の紹介ツイートをきっかけに、ツイッターのDMでメッセージを頂いたり、オンラインストアで本を購入いただいたりと、ありがたい出来事が。新刊本を扱うようになってから、本の著者さんや作り手の方に知って頂く機会が増えたのはうれしい。
平日は18時にオープンして以降しばらくしてからの来店が多いけど、今日は比較的早めの来店あり。その後は静かな時間が続き、デスクワークが捗る。

7/14(木)　曇り

今日は午後から大雨の予報だったので、昨日から取り掛かっていた、本のジャンルなどを表記するプレート作りをしようと思っていた。だけど、結局雨は降らず、ありがたいことに18時台から来客も続いたので、予定していた仕事は捗らず。うちのような店って、入ったら何か買わなきゃってなる人も多いだろうけど、出来たらリラックスして過ごしてほしいので、一言二言でも声掛けはするように気を付けている。来店してみて「なんかちょっと違った」となる人は、表情を見ると大体分かるので、そういう場合はそっとしておくこともあるけど。
オープンしてから本の注文が全く出来ていなかったので、補充を中心に注文をする。新品の本は出版社に在庫がある限りはリピート注文できるんだけど、同じものをまた仕入れるのか、違うタイトルを棚に加えるのかはよく考えていかないといけない。注文に使うお金も、入ってくるお金とのバランスを取らないといけないし、とりあえず店ができるところまではやれたけど、これからは継続していくことを考えていかなきゃなと思う。

7/15(金)　雨

今日は店はお休み。景色の良いところにでも出かけようかと思ったけど、生憎の天気なので家で過ごすことに。
部屋の片付けをして、雨の様子を見ながらちょこちょこ近所に出かけたり戻ったり。
6月に出ていて、購入はしたけど全くプレイできていなかったnintendo switch版の「OMORI」を夕方頃から数時間プレイする。「MOTHER」に影響を受けた海外インディーゲームといえば「Undertale」がその代表だけど、「OMORI」もその流れにある作品で、引きこもりや鬱などがテーマになっているので、ダークな要素は「Undetale」より直接的に表現されている。けっこうボリュームがあるみたいだけど、ストーリーがどうなっていくのかとても気になる。
夜は本の注文をしたりしながらいつの間にか寝ていた。

7/16(土)　晴れ

・ゆうパックのお届け先と依頼主を逆に書いてしまい、郵便局から発送した荷物が自分のところに届く。
・鍵を持たずに自宅のマンション（オートロック）を出てしまう。
・店用に注文した本の届け先を自宅から店舗に変更するのを忘れてしまい、自宅に届いてしまう（誰もいないので受け取れない）。
こんな感じで、ふだんやらないようなやらかしを連発し、自分の尻拭いで時間を無駄にしまくる。
今日は眠くなるほど暇だったので、途中本当にちょっと居眠りしながら過ごした。帰ってきて昨日の注文の続き。少しだけ「OMORI」の続きを遊んでいたら、またいつの間にか寝ていた。

7/17(日)　雨のち曇り

朝から郵便局に行き、ホームセンターに行き、一旦家に戻って家事をし、電気屋に行き、店を開ける。
人が来ないのを良いことに、ホームセンターで買ってきた木の端材を切ったりヤスリをかけたり。作業がちょうど終わって片付けしたところで来店あり。その後も、イベント出店を通して知り合った方、初めての来店の方などぽつぽつ。
店内の新品・古本が分かるようなプレートの設置、ネット環境の整備がようやく出来た。これから腰を据えて色々やっていこう。
夜に、地域のウェブメディアから取材の依頼あり。少しずつ認知度を高めていきたいと思っていたところだったのでありがたい。