山や自然の選書依頼

突然、toiの依頼で下北山村のキャンプ場に文庫スペースを設ける話があるそうで、私に選書の依頼が来た。
テーマは山、自然、アウトドア、旅。

随分ザックリとしている。
しかも私はこの手の分野にめっぽう弱いと来た。
とりあえず思いつく限りの作品を記憶の中から掘り出して来て、後は無難そうな古典で固めてみた。そして読んだことない作品もある。

串田孫一「山のパンセ」「若き日の山」
レイチェル・カーソン「沈黙の春」「センス・オブ・ワンダー」
D・ヘンリー・ソロー「ウォールデン 森の生活」
植村直己「青春を山に賭けて」
石川直樹「全ての装備を知識に置きかえること」
石川雅之「もやしもん」
恩田陸「夜のピクニック」
有村浩「植物図鑑」
春山行夫「花ことば 花の象徴とフォークロア」
宮沢賢治「注文の多い料理店」
    「銀河鉄道の夜」
    「風の又三郎」
    「ポラーノの広場」
西浦キオ「リトル・ロータス」
エルジェ
〈タンタンの冒険〉「金のはさみのカニ」
「なぞのユニコーン号」
「レッド・ラッカムの宝」

これを機に読み慣れない本も少し触れてみた。
最初はアウトドア趣味的なニュアンスで聞かれたのだが、「ゆるキャン△」「ヤマノススメ」「放課後ていぼう日誌」は外した。…というか読んでないしその気になればアマプラやNetflixで見れるやろし。
「リトル・フォレスト」は予算内に収まらなかったので除外。
沢木耕太郎「深夜特急」は町寄りだし、夢枕獏「神々の山嶺」のような登山小説ももう少しソフトな方がよさそう。

多分、1番コンセントとしてマッチしているのは「山のパンセ」かも知れない。ついで「センス・オブ・ワンダー」。
正直山や自然と言えば宮沢賢治ぐらいしか最初思いつかなかった。
あと冒険家の本を代表して植村直己と写真家の石川直樹さんも。

一応、漫画も入れておこうと選んだのは「もやしもん」だ。
大学時代のバイブルでこんな生活に憧れつつも自分も彼らに負けないキャンパスライフを送れた自負がある。
主人公の沢木惣右衛門直保は菌やウイルスを肉眼で見え、触ったり会話したり出来るという設定なので今いたらコロナ探知にPCR検査や体温計要らずよなぁ。作中でも新型インフルエンザや溶連菌の学内感染の危機で活躍している。
久々に読み返してみたら新たな発見か幾つもあって驚いた。

「リトル・ロータス」は少し場違いだったかも知れない。ベトナムを舞台に主人公が滞在しながら料理屋を開く話だ。まぁ、でも異国情緒に思いを馳せるのも悪くないかも知れない。

そんな感じで選んでみた。
独断と偏見の選書は気に入って頂けるのであろうか?

ちなみに納める先は下北山スポーツ公園キャンプ場だ。

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