「なおえつうみまちアート」へ行ってきました
先日、仕事の打ち合わせを兼ねて上越市直江津へ。
スケッチ画家・野田英世さんの展示に併せて本を選書・販売するという企画の依頼をうけましてショッピングモール"エルマール"(イトーヨーカドー跡に日本最大級の無印良品が入居したことで話題に)1階のお店「craft&gallery kukka(クッカ)」にご挨拶。
こちらでの展示は11月に開催、日を改めて告知します、お楽しみに!
野田さんはわたしと同じ地域で育ち小学校の先輩にあたる方。
現在は建築士の仕事の傍ら、新潟に残る昔ながらの街並みや商店街、趣のある建物(増築などを繰り返し今なら違法建築と言われてしまいそうな等)をスケッチに残し県内各地のギャラリーなどで展示開催・発表されています。
中沢三叉路にお店があった頃、ブックスはせがわをよく利用してくれたとのこと。
向かう車中で子供ながらに住んでる地域に本屋ができたことの衝撃や、ウチの父親からマンガ立ち読みを長時間して怒られた話など、思い出に花が咲きました。
かつては1学校区内に1本屋が存在していた時代がありました、子供時代の本屋の思い出はそれぞれの胸のうちの残っているものなのですね。
打ち合わせが終わり、現在開催中のまちを周遊する形で行われているアート展
「なおえつうみまちアート」へ
A会場の安国寺通り特設会場へ(エルマールから徒歩1分)
現代アーティストの作品が並ぶ会場へ
1階会場では廃校になった小学校の備品(運動具や剥製や絵画や実験道具や地図やイスや机やスコップやありとあらゆる一度は見たことある物)が美術家の手により変容しアップサイクルされ(照明になったりテルミンになったりストーブが扇風機になったり測りが時計になったり)ユニークかつポップかつアイデアあふれクオリティ高い作品ばかり。
GELCHOP(ゲルチョップ)という工作好きアート集団の展示。
こちらは販売可能な作品もあり、すでに売約済のシールが貼れていて人気の高さがうかがえました。
続いて2階は、
空き瓶や100円ライターの表層をヤスリで削り、価値なのか本質なのかを問う作品の展示。
青田真也さんの作品
中身がなくなれば無価値になり資源ごみへ出す(収集・リサイクルであろうが捨てる)空き瓶、入れ物、容れ物を作品にアップデート。
ラベルもなくパッケージもなく形と色だけできれいに見えるのはどうしてでしょう、広告含めた売り文句とか無くても良いのでしょうか(そんなことはなく別問題か)。
ここはブライダルや成人式などの衣装販売を手掛けていた着物屋さんが入居されていたテナント跡地を会場にしたそう。
大きい鏡や着替えの部屋など残っていました。
↑野田さん「顔をつくる」スタンプラリーをやってる風景
時間が足りず、他のエリアには回れませんでした(全部で5会場)、9月26日まで開催とのこと。
会場スタッフの方から作品背景や直江津の現在などのお話もでき、何も予備知識無く伺いましたがとても楽しめました。
新潟は広いので県内でもまだまだ知らない土地、触れたことのない文化・風土・食などありますね。
会期中にまた機会を作って伺いたいと思います。
エルマールでお買い物、ご飯食べて、街の歴史や文化と融合したアートを鑑賞し、海沿いドライブして散歩して、楽しい小旅行になりそう。
上越方面行く際はぜひ♫
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なおえつうみまちアート
2021.8.1|日|---9.26|日|
開場時間 10:00-17:00
新潟県上越市直江津地区 4会場/入場無料
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