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田舎で~本屋開業日記①

11月1日は、偶然にも本の日といわれる記念日だった。
契約したばかりのテナントの壁に「小さいですが、ここに町の本屋さんを作ろうと思います」と決意の張り紙をした。

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田舎の町で個人の本屋を始めるにあたって、備忘の意味でもこれから日記を付けてみようと思う。

7月某日、かねてから気になっていた物件のオーナーさんを教えて貰い、直接連絡をとることにした。
というのもこの物件、いくら調べても地域の不動産情報には全くヒットしなかったので、直接オーナーさんを尋ねてみる必要があったのだ。

暫く空きテナントになっていたものの将来的には貸したいという気になったタイミングに、私からの連絡を素直に喜んでくれた。
さっそく次の日曜日には物件を見学させて頂き、
そして・・・ここで本屋をやってみたいという想いを伝えた。

約10坪程であろうか、正直、これまで経験してきた書店からすれば数十分の1程度の極小スペースである。しかも相当に年季が入っている。
しかし何ていうのだろうか、もし、この町で個人商店として小さな本屋をやれそうな処があるとすればココを於いて他にはないだろうという予感がした。
だからもし、ここのオーナーさんに貸す意思がなければこの地での開業は諦めようと思っていたのだった。

本屋を地方に植えるプロジェクト、まず一歩として、ここから始めることにしました。

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