坂山海(Umi Sakayama)

坂山海(さかやま うみ)です。 ゲームシナリオ、小説、イラストを描いています。 お仕…

坂山海(Umi Sakayama)

坂山海(さかやま うみ)です。 ゲームシナリオ、小説、イラストを描いています。 お仕事の依頼はic.books1015@gmail.comからお願いします!

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[チルりたいんですか?地龍さん]第二話投稿しました〜!!

チルりたいんですか?地龍さん 第二話 殺さないでよ?地龍さん

(???)「見たな〜〜〜!!!??」 「!?」 背後に立っていたフードを被った長身の女性が僕の腰と口に手を回し、膝を曲げ飛び立った。 「んんんん!!!!!!!!…

チルりたいんですか?地龍さん 第一話 chill outと地龍

<地龍> 禍々しい二本の角と4本の足、岩のように太い尻尾を持つ伝説上の生き物。 近づくにつれて足取りが重くなる通学路。 ちょうど家と学校の真ん中にある歩道橋の上で僕…

チルりたいんですか?地龍さん 第二話 殺さないでよ?地龍さん

チルりたいんですか?地龍さん 第二話 殺さないでよ?地龍さん

(???)「見たな〜〜〜!!!??」
「!?」

背後に立っていたフードを被った長身の女性が僕の腰と口に手を回し、膝を曲げ飛び立った。

「んんんん!!!!!!!!????????」

[どこかの廃村]

ドサッ!!

「グヘッ!?」
(???)「ああぁ〜〜!!!!!もう私の安息は終わりだ〜〜!!!!!」

古い廃村のお社前にほたり投げられ、仰向けになる。
ここへ連れてきた当の本人は地面にうつ伏せ

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チルりたいんですか?地龍さん 第一話 chill outと地龍

チルりたいんですか?地龍さん 第一話 chill outと地龍

<地龍>
禍々しい二本の角と4本の足、岩のように太い尻尾を持つ伝説上の生き物。

近づくにつれて足取りが重くなる通学路。
ちょうど家と学校の真ん中にある歩道橋の上で僕はアイツと出会った。

ため息をつき、階段を上り切る。
いつかこの上から飛び降りてみたいと思っているが、怖くてできない。

友達と登校するからと母に嘘をつき早めに家を出て、この場所でぼーっとするのが朝の日課になってしまった。

「あー

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