翻訳できない世界のことば(著:エラ・フランシス・サンダース/訳:前田まゆみ)

わびさび とか?と何の気なしに手にした本。
日本の代表選手として確かにそれは紹介されていた。そして、ページをめくるたびに、そんな意訳しづらい世界の素敵な言葉が、イラストとともに飛び込んできた。

イヌイット語の「IKTSUARPOK(イクトゥアルポク)」はちょっと面白い。ずっと昔からある言葉なのに、現代でいうところの、いいねがもらえたかな?!と、期待して何度もSNSを覗いてしまうSNS中毒の現代人にも使えそうな言葉。

雰囲気のあるお洒落なイラストが、その言葉と意味をより意味深にさせているような、不思議な感じもする。
お洒落なので、ジャケ買いして飾っておくのもよさそう。


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