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本屋大賞2024を読みたい

今年も発表されましたね、ノミネート10作品

2024年本屋大賞ノミネート作

いつもよりちょっと遅いんじゃない?と、全作品読み切りたい勢としては、かなりソワソワしていたり‥笑

最近の本屋大賞って「もっと驚きのある本(作家)が知りたかった」とか、「ノミネートされてなくても売れてる作家さんが多い」とか言われたりしますが、そんなこと気にせず今年も読み切りガチ勢になる所存です📚


そもそも、自分の好きな作家さんや読んだ本がノミネートされてたら、普通に嬉しいというのがわたしの感想 ✌︎

あと、売れてるのは(存在は)知ってたけど、正直読まんな〜という本を読むきっかけになるのも嬉しい。
興味ない・好きじゃないジャンルの本だったら読まなくていいじゃんっていうのはもちろんだけど、知らないこと・知ろうとしなかったことを知る瞬間って楽しい。

知ろうとしなかったことって、結構強めな強制がないと一生知らないままだしね。だって興味湧いてないんだから。

過去で言うと、米澤穂信さんの『国牢城』。
直木賞や数々のミステリ賞を総なめの、2021〜2022年頃の本屋に足繁く通っていた人なら一度は見たことのある本。

時代小説という一点で完全に避けてました(歴史大大大苦手ジャンル)

ノミネートされてしまったので泣く泣く読みましたが(大変失礼)、2022年読んだ中で一番面白かったと淀みなく主張できる本でした。
ちなみに、その年大賞をとった『同志少女よ、敵を撃て』も、普段絶対読まないジャンルだけど、本当に読んで良かった本。

こういった出会いがあるから、読み切りガチ勢になるわけです。


あと!本屋大賞ノミネート作品見て「知ってる」「売れてる」って思うのは、読書好きだからだよ!!!!

普段全く読書しない人は「東野圭吾しか知らん」「村上春樹って名前なら聞いたことある」とか、マジでそんな感じだよ!!!!

そんな、普段読書しない人が「ちょっと読書してみようかな」って時に、本屋大賞はめちゃくちゃおすすめしやすいし、私自身、本屋大賞がきっかけで読書するようになったし、よりのめり込むようになったのも本屋大賞きっかけだった。

読書の沼にハマってない人が、浅瀬で本を探す時にもいいのです。
本屋大賞ってそんな賞だと思ってる。

だって、普段読書しない人に芥川賞とか勧めても、絶対にハマらんし。
(読書初心者時代に、純文学で読書の楽しさを見出せず挫折したわたし)
(今は純文大好き ※ここ重要 )

あっと驚く出会いがほしいなら、新人作家しか取れないような賞をマークすればいいと思うの。
山ほど賞があるんだから、自分のお気に入りの賞見つけに行くのも楽しいよ。多分。

わたしの最近の好きな賞は『太宰治賞』です。
以後、お見知り置きを(?)


そんなわけで、今年の本屋大賞ノミネート作、ちょろっと並べておきます。

📚 黄色い家:川上未映子 著
YO・N・DA ☆
多分1年くらい前に読んだ。ゆえに今回の対象期間だと思わず、入ってるの見てめっちゃびっくりした。時の流れ感じたァァ。

📚 君が手にするはずだった黄金について:小川哲 著
これも読んだ。
個人的に2023年一番好きだった本。

📚 水車小屋のネネ:津村記久子 著
これはね、気になってた。でもめっちゃ分厚くて腰が重くてだね‥。
読むきっかけできて大感謝!
本屋でぱらっと見たけど、ちょこちょこ入る挿絵が可愛い。

📚 スピノザの診察室:夏川草介 著
これ、カバー外したら表紙が逆さまに印字されてたんだけど、何か意味あるのかな‥?
(追記)別の本屋行ったら普通の装丁だった‥会社近くの本屋、ある意味珍しい本が入っている可能性がある‥
泣く系のやつは外で読めないから、家に篭れる時に一気読みしたいな〜

📚 存在のすべてを:塩田武士 著
ちゃんとあらすじを理解していないのだけど、実際にあった事件を元に作ってるのかな?(罪の声は良かった〜!)
分厚さにちょっとビビっている(読み切りガチ勢ゆえに)

📚 成瀬は天下を取りにいく:宮島未奈 著
2024年最初に読み始めた本!
最終章を読んだ時に、「絶対続編も読もう!」って思った。

📚 放課後ミステリクラブ 1金魚の泳ぐプール事件:知念実希人 著
まさかの児童文学!小学校中学年〜を対象に、大人まで楽しめる本らしい!
最近、児童文学が気になっていたので、購入の後押しをしてくれました(これと一緒に、気になってた児童文学も買いました🫶)

📚 星を編む:凪良ゆう 著
2023年大賞作品『汝、星のごとく』の続編。
去年の大賞発表スピーチ泣けたな〜。

📚 リカバリー・カバヒコ:青山美智子 著
今度読もう〜を繰り返して今に至る本。早く読もう。

📚 レーエンデ国物語
正直入ると思っていた。思っていたけど、超超超苦手ジャンル「ファンタジー」との噂を聞いて、分厚さもあってビビり散らかしてます。
ちなみに、5部作らしい(24年2月現在 3作品まで発売中)
この本をどのタイミングで読むかが、読み切れるかどうかの鍵だなと思っております(真剣)


今年の本は分厚いものが多いし、苦手ジャンルも無事含まれてるし(?)、そもそも発表がちょっと遅かったしで、読み切りガチ勢としては本気で取り組まねばという感想。

いや、仕事じゃないんだから✋って感じだけど、苦しんで精一杯努力して趣味してる時が一番楽しい。
楽しいって人それぞれだよね。多様性多様性。

読み切るぞー

小説が‥小説が読みたいです_:(´ཀ`」 ∠):