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2045年「読書」の未来は、読者+出版業界=読書業界。

2045年、シンギュラリティはあるのか?

量子力学好きとしては、「ある」「ない」を議論するのではなく、パラレルワールドの中から、どの2045年を選択するかだよなと思っています。

と言うわけで、

今のところ、僕はこんな未来を選択しそうって話。

AIが人間の仕事を奪う問題。

おお!!
ついに人間が働かなくていい時代になるなんて最高。バンザイ!!

と考えるのは能天気すぎますか?
働かなくてどうやって生きていくのかって?

いや、だからAIが人間の仕事を奪うってことは、AIが人間にかわって経済活動をしてくれるってことでしょ。人間の仕事がない=人間は働かなくていい。やっぱりバンザイ!!

え?
働かないと人間はダメになる?

なんで?

やりたくない仕事で朝から晩まで働き、身も心も擦り減らし、あげくのはてにはウツになり休職。うーん、働くことでダメになってる気がするのだが……

働いてもダメになる。
働かなくてもダメになる。
もし、働いても働かなくてもダメになるなら、僕は断然!働かずにダメになりたい!(ダメ人間。笑)

でも、これは、

「人間性を高める活動をする」ことと、「お金を稼ぐ」ことを混同しちゃってることからくる誤解ですよね。

働かない=ダラダラする、ではない(ダラダラしてもいいと思うけど)。働かない=やりたいことに情熱をもってとり組む。お金を稼ぐことを考えず、やりたいことができるよって話です。

働かないと生きていけない?

AIが人間が生きるのに必要な経済活動をしてくれるんだから、働かなくても生きていけます。そもそも今だって、働く時間を減らしてもちゃんと利益を出してる企業もたくさんある。

そして、

AIがつくってくれた富を、BI(ベーシック・インカム)で全員に分配すればいいよね。とりたてて目新しい話じゃない。

財源が足りない?

今の仕組みで考えるとそうなるけど、そもそもAIが富を生み出してくれる前提なので、財源も込みでAIに生み出してもらいましょう。そもそも将来の話だからね、これ。今の社会を前提で考えたらそりゃムリでしょう。

社会はそんなに簡単に変わらない?

うん。
社会は「簡単に」変わらないとお気楽な僕でも思います。でも、社会は常に変わりつづけてきた。江戸は明治になり、インターネットで世界はつながった。だったら、これからも変わるんじゃない♫

社会は、これまでとまったく違うステージに入りそう。

生きる上での安心・安全のため、安全保障のために同じ地域でまとまったのが「国」

安心・安全が保障されたら、次はもっと快適に生きたくなる。物質的豊かさを広めるための役割をになったのが「ビジネス」

もう欲しいものがないくらい、便利なモノであふれかえってる(少なくとも先進国では)。そりゃもう新しい商品もサービスもいらないよね。だって、もう持ってるもん。もう「ビジネス」の役割は終了です。

物質的豊かさの次に求められるのは、必然的に精神的豊かさ。「つながり」だったり「自己実現」だったりでしょうか。これから求められるのは「コミュニティ」や「場」になりそうですね。

ビジネスの役割はおわったので働くことから解放されましょう。人類の歴史上、ついに!はじめて働くことから解放される時代がくるんじゃないでしょうか。

そんな夢のようなことありえない?

え?
働くことから解放されたくないの?

働きたい人は働き、やりたいことしたい人はやりたいことする。僕的にはダラダラとダメ人間になるのもOK(っていうか好き。笑)

ただ、

新しい時代に移行していくにあたって、問題になりそうなことがあります。

嫌なこと、苦手なことで働くことはもうできなくなる。好きなこと、やりたいことしかできない時代。これ、困る人多いと思うな。

自分の好きなこと、やりたいことがわからない「やりたいこと難民」が大量に発生しそう(汗)

やりたいことがわからないから、ダラダラするしかない(心底好きなことならダラダラすればいいと思うけど)。人としてダメになりそう。

「やりたいことしなさい!やりたいことしないと人としてダメになる」

そう怒られる時代になるかも(笑)

バーチャルとリアルは融合し、シームレスな世界になる。リビング、ダイニング、バーチャルリアリティみたいに、つかえる部屋がひとつ増えたくらいの感覚なんじゃないかな。

バーチャル世界でも、触ったり、味わったり、香ったり、感じたり、五感も再現できるようになるんでしょうね(ラノベでありがちな、フルダイブ型のゲーム世界のように)

そうなると、
(前置きながかった。ようやく本の話です)

本好きの「紙の本か、電子か」という議論も変わるでしょうね。バーチャル世界の中にいながら、紙の手触り、紙の匂い、紙のかさかさ捲れる音を味わいながら読書体験できるようになるでしょう。

バーチャル世界にそれぞれが理想の書斎をもてるようになり、そのバーチャル本棚に入れる本をNFTで出版するNFT出版社とかありそう(と言うか、これやりたい!!将来的にバーチャル書斎に本を持ちこみ五感であじわうためのNFT出版社)

リアル世界の出版も変わるでしょう。

売れ残った本を大量に裁断する現状は、環境負荷的にもよろしくない。本にとっても、環境にとっても、かわいそう。必要な人に、必要な冊数だけ届けるためにクラウドファンディングと組みあわせた出版なんかも一般的になりそう。

それぞれの本屋さんの特性によって、その本屋さんでしか買えない本屋限定本をクラファンでつくるとかありそう。紙の本を逃した人は電子本で読む、ですね。

読書にたいする概念もそうとう変わってそう。

今の読書にかんするザックリしたイメージは、

2割の人が本を読み、8割の人は本を読まない。

好きずきだから、読書嫌いでもぜんぜん構わないんだけど、本の知識を活用できないのはとてももったいない。知識があれば解決することはたくさんある。そして、本には生きるうえで役にたつ知識がたくさんある。読書は嫌いでも、本の知識は人生に活用してほしいところです。

これは、僕がそんな未来を選びたいという話なんだけど、

2割の本を読む人(いわゆる本好き)
8割の本を読まない人。

これはざっくりしたイメージだけど、この現状から、次のような未来にいきたい!!

2割の好きで本を読む人。
6割の本の知識を活用する人。
2割の本を読みも活用もしない人。

本の知識を活用できる人がふえると楽しい♫

そのための、いわゆる「読む」ということをせずに、超短時間で本の知識をつかえるようになる読書メソッドは、すでにいくつも存在している。

僕が好きなのは、

瞬読
フォトリーディング
READ FOR ACTION読書会
読まない読書会ブックパーティー
(宣伝です!笑)

みなが本の知識を活用してる。
こんな未来を選択したいな!!

そして、

出版業界もおおきく変わっているでしょうね。

まず、仕事として本を売らなくても、生きていける世界が前提なので、売上をあげるための活動は不要になります。純粋に読んでほしい本を広めるためだけに活動できる。

こうなると、

出版して読者(消費者)に販売するというモデルにこだわる必要がなくなります。これまでは出版社が読書文化を盛りあげるために(=本を売るために)努力していた。

でも、読書文化を盛りあげることと、本を売ることがイコールじゃなくなる。読書は消費者じゃなくてもいい。ここで、やっと読書文化の担い手に読者も入ることができる。

読者+出版業界=読書業界。

本にかかわるすべての人たちで読書文化を盛りあげる読書業界で、

読書のチカラで、あっと驚く未来をつくる!

こんな世界、いけそう♫

妄想ついでに、人間についても妄想しちゃいます。

意識を身体から切り離し、クラウド上に保存することができるようになるかもね。

バーチャル世界にだけ存在する人間の誕生。

未来のロボット技術でつくられたロボットに、自分の意識を移すことで、バーチャル世界だけじゃなくリアル世界でも活動できる。

そして、

未来のAIは自律的に意識を獲得し、人間と変わらない存在になる。って言うか、バーチャルでもリアルでも活動できる新人類。

有機体の身体を持つ、今の人類。
無機体の身体を持つ、新しい人類。

物質的身体を手放しバーチャル世界に意識を移した人類と、自律的に意識を獲得したAI。ともにバーチャルな存在。これはもう見分けがつかない気がします。

AIが人類を支配するディストピアが怖い?

たしかに『ターミネーター』や『マトリックス』的世界だと怖い気もするけど、われわれ日本には、人間のともだちとなったスーパーAIがいるじゃないですか!!

『ドラえもん』

きっと大丈夫(根拠になってない?笑)

僕はくだらない妄想大好きだから、むちゃ面白いと思うんだけど、この世界観、抵抗ある人もいるんだろうな。人間と機械を同列に扱うなとか。多様性ってことでダメかな。ま、思考の遊びなので〜

でもでも、

この世界は実はバーチャルで、われわれが本当はゲーム世界のキャラクターだとしたら、ゲームのキャラクターが人間だとかAIがどうとか言ってるのって滑稽だよね。

シミュレーション宇宙論。

むかしむかし、地球というか大地は、亀に乗った象が支えていた(だいたいこんなイメージだよね)

大地は丸くなって地球となった。地球が宇宙の中心で、すべての星は地球のまわりをまわるようになった(天動説)

地球は宇宙の中心の座を明け渡し、太陽のまわりをまわるようになった(地動説)そして、太陽すら宇宙の中心じゃなく、銀河系の端のほうをグルグルまわっていた。その銀河系も宇宙を超高速でぶっ飛んでる(←今ここ)

さて、地動説で証明は完了したのだろうか。

天動説の時代、それはそれで証明は完了していた。この安定している大地がまわってるわけないと当時の科学で証明してた。

じゃ、地動説は?

この安定している大地がバーチャルなわけない?

地動説を否定する天動説信者と同じように、
シミュレーション宇宙論を否定する地動説信者になってない?

2045年。

この世界はバーチャルだったって常識になってたら楽しいな〜♫

量子力学でも、仏教でも、こんな感じのこと言ってるよね。「空」とか。

ホントはどうなのかは知らんけど(笑)

でも、今、想像できるくらいの未来の話はぜんぜんたいしたことないんだろうな。2000年の時ですら、今の世界なんてぜんぜん想像できてなかった。年々世界の変化は加速してるんだから、2045年は、実際は今日の妄想なんて過去の価値観(2045年からしたら24年前)にしばられた不自由でしょーもない妄想レベルでしょう。

あっと驚く未来をつくりたい!!

くっきー🍪

追伸。
反論、ご批判をいただいても「そのとおりですよね!」としか言えません(汗)最後まで僕の妄想におつきあいいただき、ありがとうございます!!

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