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ブックオフ札幌南2条店

最近自転車で転んでたぷたぷお腹にブラックホールのような内出血が出現したり、蕎麦屋にリュックを忘れたりする男、ド・ジ・たろうです。おこんばんわ。

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今回はボリュームたっぷり背油ちゃっちゃっ系の為、目を背けてきた通称「大通り店」を徹底リサーチ。街の中心部にどーんと3階までブックオフ。客足がいつも途絶えない札幌のランドマーク。来店回数は~15回ほど。空き時間に寄れるナイスな立地。

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足マットはただの黒。入って左手がアイドルグッズ・SET漫画・レコードの売り場です。右手がDVD・CD・アダルトで中央にゲーム、奥が楽器・家電となっています。(ここは改装が非常に多い店舗なので売り場の変化も楽しめます)

CD100円コーナー洋楽はワゴンではなく移動式の棚です、在庫は少なめ。邦楽はレジ前の棚でやや多めの在庫です。

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レコードも最近ぐんぐん在庫が増えてきている。地元の師匠も札幌に来た際何の気なしに来店した際、意外とレコードがあることに気付きディグったそうだ。

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家電コーナーではケルヒャーを発見。なんでもありだなブックオフ。

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DVD棚では値下げを知らせるPOPを発見。良心的で、来店中毒のディガーにも優しい。在庫過多な一部DVDが110円になっていました。目を付けていた花樣年華は売れてしまっていました。

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棚の後ろにはDVD 290円 K-POP 510円 CDシングル 110円 ワゴンセールが開催中。ありふれた在庫ですが物量が多いため要チェックです。

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さて1階の山場であるCD 290円棚をサーチングぅ。輸入盤だと割とすんなり510円から290円へと値下げする傾向があります。来るたびに毎度最低1枚は購入している気がします。在庫はやや多め。

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パルプのフロントマン JARVIS COCKER 1STソロアルバム。110円まで下がることを願いリリース。クラシカルなレーベルからリリースのチリーゴンザレスとのコラボアルバムも早いとこ聴きたいですなぁ。

続いては前回来店時にどうやら取りこぼしていたらしいペレの名盤を発見。

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PELE THE  NUDES 2000 POLYVINYL

日本の代表的なマスロックバンド toe とも親交が深い彼らの代表作。複雑に絡み合うタイトなリズム・歌心満点なインストバンド。EMOなジャケもクールだ。

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エレベーターに乗り二階へ。エレベーター側にはハードカバー小説や趣味の雑誌。奥に進むにつれて文庫の売り場となっています。

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音楽関連の大判書籍が多めです、映画パンフはすみっこに追いやられて上段二段のみの在庫。

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映画グレーテストショウマン110円はレアかと。そもそも初めてブックオフで見かけた。上映会なんかでもよくかかってる印象がある人気作品。

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110円国内ハードカバーはやや多め。海外小説ハードカバーは1棚のみ。カレイドホッセイニ・レベッカブラウンが気になる。

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コミックエッセイは多めに在庫がありました。ふせでぃ 淡いコントラストが美しい。

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新書・文庫はともに在庫多めです。最近では岩波文庫が棚から溢れています。古典作家の全集も多めなので古物好きはご来店を。最近探している宮本武蔵の五輪書・三島由紀夫の英霊の声は発見ならず…。

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3階へと歩を進めます。まずはキラキラカードでお出迎え。このフロアは手前がホビーで中央から漫画コーナーになっております。フィギュアもプラモもたっぷり。

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赤いガンダム9万円(作り込みたい人はたとえこれが珍しくても買わないのかな?気になるなぁ)

さてたっぷりある漫画たち。どこから見ていけばいいか分からないあなたに今回はオススメの出版社・雑誌をご紹介。

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エンターブレイン ビームコミックス

王道な漫画というよりはジャンルに拘った作品が多い印象です。こうして眺めてみると文学的なタイトルが目を惹きますね。吾妻ひでおさんを集め始めた際に必ずチェックしていたら習慣になってしまいました。続いては

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リイド社

大抵の店舗でゴルゴ13の在庫が大半を占めますが、少数精鋭な掘り出し物が見逃せない出版社です。今回は大橋裕之・中川ホメオパシーを発見。シュールな作風のものやタブーに踏み込んだ短編などが豊富な印象です。太郎は水になりたかった…ならば今、太郎は水以外になりたいものがあるのだろうな。なんだろう。

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今回はこのくらいにしておきます、また紹介させていただきますね。お次は大量の洋書へ。市内随一の物量です。観光客のリリース品なのか、はたまた北大の留学生の蔵書だったのか。大人女子向けファッション雑誌オッジのような雰囲気の雑誌があったり、世界の歩き方的な本や趣味本まで縦横無尽なジャンルが入り混じっておりました。

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ぶ厚いロック辞典を気まぐれにパラパラ開くとルーリードおじさんと目が合った。図録なんかは掘り出し物がありそうなので今後は定期チェックしていきます。

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次は時間が無くても必ずチェックする大判漫画コーナーへ。前回はぺス山ポピーさんの泣くまでボコられてはじめて恋に落ちましたをサルベージ。衝撃作なので是非WEBで試し読みして頂きたい。永田カビ氏の描く魂の痛々しさの流れもありつつ、ペス山氏の場合は実際的な肉体の痛みに迫る内容なのでかなり刺激強めです。(簡単にSMとは言えない複雑な内容・心情)絶望から見えてくる普遍性や愛に触れる事が出来る素晴らしい漫画でした。

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プロパー棚(100円以上の金額)では楳図かずお 漂流教室の新装版が揃っていたり

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谷口ジローが豊富だったり、

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藤子F不二雄が壮観だったり、

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バンドデシネもちらほら。良い装丁だ。カフェに集う人々の喧騒、風が木葉を揺らす音、こちらを睨む、本に取り憑かれて知識欲狂の女性の眼球がぎろりと動く音が聞こえてきそう。

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そしてBL レディースコミックの棚に在庫が混入していることに最近気が付きました。平気でワイド版漫画が混入してます。全く気が抜けない・・・。見なくていい棚が存在しない、それがブックオフ。

今回はペレのアルバム1枚でフィニッシュでしたが、洋書コーナーの楽しさを知れて良かったなぁ。在庫の回転率も良い店舗なので定期チェックは欠かせません。

以下サービスショット。

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暗い静かな在庫置き場から見えるハイパーメディアショップのネオン

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またブックオフで会いましょう。








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