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統合失調症が落ち着きそうなので、今度は、神様にお願いしてみた

思い出の1冊を著者に教えてもらいました!Q&Aしています

この作品は人気作家の「ヤマネコ」さんの作品の一つです。
こちらでは、思い出の残る作品を著者に直接お聞きして記事にしています。


ヤマネコさんの3部作 統合疾病症になり克服していく記録の物語です。

■統合失調症から回復したある青年の記録

著者:ヤマネコ
ジャンル:ドキュメンタリー系
2022/9/17発売日
★ペーパーバックあります
この本は、私が統合失調症を完治するにあたって、体験してきたこと、多くの方に助けられたこと、悩んだことなどを書き連ねています。この心の病で悩まれている方、そのご家族の方へ届け。

【図書館長が読んだ感想】
僕は正直、どんな病気か全くわかりませんでした。でも読んでいくにつれて、少しずつ病気の大きさを知ります。自分ではどうしようもなく、幻聴が聞こえながら生活する日々はどんなものなのだろうか?と思うようにページをめくる事になります。あまりにも日常的に幻聴を聞き、まるで何かにとりつかれているかのような状況なんです。はじめは、たまにあるのかな?と軽く思っていましたが、これが頻繁に、また事あるごとに精神をえぐってくるんです。かなりキツイし何も信じれなくなるような日々を過ごすことになります。日常と、非日常の境目がわからなくなる感じを本を読んでて感じました。中々珍しい病気ではあると思うので、この機会に是非読んで知ってみてくださいね。決して怖い話ではなく、理解が必要な話だと読んでてわかりますよ。


Q&A

【この本を書いたきっかけ】

実は、幾つかあります。 書籍でも書いていますが、娘が私が発症した大学受験に挑むから。 ですが、 実は、まだあります。 うちのデザインをやっている相方のひなた猫々さんにしか話してないものですが、私の母の死期が近いんです。 ここまで、一番迷惑をかけた母と妻に本としてプレゼントしたかった。 俺は、作家としてもやっているよ。 あの辛い状況を客観的に見れているよ。と。 安心させたかったのが一番です。 これが一番のドライビングファクターです。

【苦労したところ本音で】

苦労したのは、何よりもその当時の感情を思い出しながら書くことです。 書きながら、辛く、苦しく、誰も信じられない時代を思い出す。書きながら、泣き、そして、吠えながら、書いていました。 妻からは、気が狂ったと言われました(笑)

【読者に伝えたい事を本音で】

統合失調症に関わらず、鬱などで苦しんでいる方に、「絶対に大丈夫。明けない夜はない。あなたは、絶対によくなる。一人ではないんだよ。 同様の経験をした私は、あなたの絶対の味方だから」です。 これらの病を患っている方は、精神的にも孤独になりがちです。私もそうだった。。。 だからこそ、その方々とそのご家族に、伝えたい。

【ぶっちゃけ収益は良かったのか悪かったのか】

Kindle作家活動を始め未だに稼ぎ頭です。繊細な内容のためか、レビューは少ないのですが、毎月かなりのKENPと購入、ペーパーバックがあります。しかも海外からも。 その点に関しても、この本から何かを感じていただけている方がいると思うと嬉しいところです。

【出版後に時間が経ち変化はありましたか?】

私としては、統合失調症が完治したと感じました。 そして、読んでもらった妻と母は、泣いていました。彼女たちの中でも安心した何かがあったのでしょう。 そして、心の病に苦しむ方に全力で応援をしたいと思い行動しています。

【伝えたい事があれば何でも 】

あなたが、今、辛い状況であれば、逃げていいんです。 全部を受け止めなくてもいいんです。 大丈夫。ゆっくりしようよ。 あなたを見てくれている人は、いるから。


ヤマネコさん解答ありがとうございました。
お答えにくかったと思いますが丁寧にありがとうございました。

ひなた猫々さんが表紙をデザインしなおしてるそうです。
こんな裏話もありましたよ

そして当初の表紙が掲載されている記事です
表紙を交換して ひなた猫々さんに描いてもらい劇的に変わりましたよね
プロ感が一気にでました。表紙大事!ってもいます(笑)



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