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「無知の知」から「有知の無知」へ

情報が簡単に手に入るようになった(ように感じる)現代では、「無知の知」ではなく「有知の無知」を、もっと意識するほうが良い。

「“自分は何も知らない”ことを“自覚している”」のが「無知の知」なら、「有知の無知」は「自分が知っていることでも、それを知らない人がたくさんいることに気づいていない」ということ。

 「そんなのみんな知ってる」が、これだ。

小泉環境相の「意外に知られていないけどプラスチックの原料は石油」発言に対する反応を見ると、この「有知の無知」がいかに多いかが分かる。

「そんなのみんな知ってる」

こうやって「みんな」と言うとき、それを知らない人のことは念頭にない。

まさに、有知の無知である。


「有知の無知」に気づかせる記事。

小泉進次郎大臣「プラスチックの原料って石油なんです」発言が炎上→とあるアンケートでは16%が知らない


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