『友だち幻想』第二章:幸せも苦しみも他者がもたらす
こんにちは。すたんどです。
12/1(土)開催分のオンライン読書会用にまとめた個人メモを記載しておきます。範囲を読了していなくても、ここに抜書きしたことに目を通していただければ十分かと思われます。なお、ここの記載した分は、一度ブログとして公開しているものです。予めご承知おきください。
▼こんにちは。今回は12/1(土)に予定されている『友だち幻想』読書会の第二回分から、第二章の「幸せも苦しみも他者がもたらす」についてまとめてみようと思います。
▼まずは「見出し」を抽出します。
1)二種類の人と人とのつながり
2)人は一人でも生きていけるが、一人だけではなんとなく空しい
3)「自己充実」―幸福のモメントその一
4)「他者との交流」―幸福のモメントその二
5)他者=自分以外のすべての人間
6)「見知らぬ他者」と「身近な他者」
7)他者の二重性
8)人は他者の二重性に振り回される
▼以下、メモ的に・・・。
▼「つながり」には、
1)つながりそのものの外に目的がある(金儲けや出世など。「機能的」と言い換えてもいいと思う)場合と、
2)つながり「そのもの」が目的である場合(=交流)とがある。
▼「交流」には幸せになることを求めている。幸せ、幸福のあり方は多様ではあるが、その本質を「二つのモメント(契機)」として抽出することが可能である。
▼その二つのモメントとは、
1)自己充実(自己実現)のモメント=能力が発揮され、やりたいことができること(例:天職)と、
2)他者との交流のモメントである。この「他者との交流のモメント」は、さらに
2-1)交流そのものの歓びと、
2-2)他者から承認される歓びとに分けることができる。
▼この「他者」とは、自分以外のすべての人間のことである(他者と他人というのは、似ているが微妙に違っている)。
▼他者は、
1)見知らぬ他者=他人と、
2)身近な他者
とに分けて考えられる。相手を他者(異質性を持った人)として認識することが大切。
▼この「他者」とは、
1)「脅威の源泉」としての他者と、
2)「生のあじわいの源泉」としての他者として現れ、この「二重性」に人は振り回されることになる。
▼範囲として指定した第三章については、別途Upいたします。今回はここまで。お読みいただき、ありがとうございました。
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