見出し画像

【読書会】2022年の予定や抱負

新年あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。今年1本めにお届けするnoteは、オンライン読書会に関してです。

第6期:斎藤環・坂口恭平『いのっちの手紙』

2022年の「オンライン読書会」は、3日にはお休みをいただき、10日から再開させる予定です。今年も、毎週月曜の21時からの約90分程度の開催をしてまいりたいと思います。

2021年中には、5冊のテキストを取り上げてまいりました。17日からは6冊目のテキストとして、斎藤環さんと坂口恭平さんとの間で交わされた往復書簡集である『いのっちの手紙』を取り上げます。全12信ですので、1回につき2信=1往復ずつを取り上げて、全6回で終了させる予定です(第6期。2月21日まで)。

なお、1月10日については、参加者各位の2022年の抱負を語り合っていただく予定でいます。

第7期:カズオ・イシグロ『わたしを離さないで』

その『いのっちの手紙』が終了した後は、2月28日に「推し本」を紹介いただく回を挟み、3月7日から、カズオ・イシグロの『わたしを離さないで』を取り上げようと思います。

基本的には、小説を中心とした文芸作品と、新書等で入手できる論説調の文章とを、交互に読んでまいります。

第8期:小林秀雄『考えるヒント』①

続いては、論説調の文章として、小林秀雄を取り上げようと思っています。「読む」「書く」「考える」ことについての著作について、継続的に取り組んでいきたいと考えてのことです。

第9期:リヒター『あのころはフリードリヒがいた』

第5期に取り上げた、須賀しのぶ『革命前夜』は、ベルリンの壁の崩壊という歴史的瞬間で幕を閉じました。それに関連して、そもそも「壁」が築かれる原因となった大戦について、少し学んでみたいと考えています。岩波少年文庫に収められている『あのころはフリードリヒがいた』を取り上げます。

通年の「仮」テーマは、「本と交わる」です。

本年は、読書会で語らうことを通じて、自分自身と本との「関わり」を考えていきたいと考えています。これについては別途詳述したいと思いますが、その関わる仕方を「交わる」と表現してみました。

単に情報として、情報を摂取したり、知的に武装したりというのではなくて、「深く」交わり合う。そんなイメージです。一緒に考えて見ていただけるとうれしく思います。

        *       *       *

このnoteは、有料公開といたしました。本文はここまでですが、お気に召していただけたなら、カンパするような感覚で、以下の手続きをしていただけるとうれしいです。ここまで読んでくださり、ありがとうございました。それではまた!

ここから先は

39字

¥ 100

期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!

最後までお読みくださいまして、ありがとうございました。ときどき課金設定をしていることがあります。ご検討ください。もし気に入っていただけたら、コメントやサポートをしていただけると喜びます。今後ともよろしくお願い申し上げます。