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【読書会】宮本輝『流転の海』全9部の読破に向けて!

こんにちは。6月17日(金)07:54、まだ涼しい朝です。

いよいよ27日(月)から、宮本輝さんの大作『流転の海』シリーズ全9部全巻読破に向けての読書会をスタートいたします。今回のnoteでは、会の進め方の素案についてご案内しようと思います。

『流転の海』は、1984年福武書店から刊行され、のち、1990年に新潮文庫に入りました。主人公は、宮本氏の実父がモデルとされる松坂熊吾。戦前、事業で財を成したものの、戦争でそれらを失います。大陸から帰還したのち、昭和22年、50歳のときに伸仁をもうけます。物語は、その後伸仁が大学に入る(か卒業したか。すいません、調べきれてません)昭和40年までを描いています。つまり、昭和史のかなりの部分を占めていることとなります。

なお、全9部の各タイトルは以下の通りとなります。

第1部 流転の海
第2部 地の星
第3部 血脈の火
第4部 天の夜曲
第5部 花の回廊
第6部 慈雨の音
第7部 満月の道
第8部 長流の畔
第9部 野の春

これらについて、1部をおおよそ4回で読んでいく予定でいます。

第1部が本文と解説で443ページですので、1回で100ページ強を読み進めます。章毎のページ数がまちまちのようですが、概ね1回の開催につき、3章を目安としていきたいと考えています。

なお、先述の通り、昭和40年までの昭和史を知っておいた方が、より深く味わえるものと考えますので、各位で副読本的なものをご用意いただき、それらを併せ読む形で進められればと考えます。ぼくは、池上彰著の『そうだったのか!日本現代史』(集英社文庫)を手配してあります。

上記について、clubhouseとTwitterスペースで、企画の報告会をしたいとも考えております。ご不明な点やご意見を承ることができればと考えていますので、どうぞよろしくお願いいたします。もちろん、Twitterアカウントである、@Showji_S でも承ります。

単純計算でも、4回×9部=36回との長丁場となる予定です。適宜、新しいメンバーもお迎えして、完走していきたいと考えておりますので、なにとぞよろしくお願いいたします。

今回は以上です。最後までお読みくださり、ありがとうございました。それではまた!



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