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【インタビュー】本好きさんへの10の質問・完結編~しょうじの巻

こんにちは。

今まで9回にわたって実施してきたインタビュー企画「本好きさんへの10の質問」ですが、今回で「1stシーズン」完結といたします。完結にあたって、何人かの方々から「しょうじさんはインタビューに応じないのか」とのお話しをいただきましたので、ゆゆさんにご協力いただき、厚かましくもインタビューしていただくことといたしました(11月27日実施)。

Twitterスペースの記録は、こちら に保存されていますが、このnoteでは、内容を簡略化して掲載いたします。最後までお読みくださいますと幸いです。なお、聞き直して起こしたものではありませんので、以下はほぼ「書き下ろし」となります。

1)読書以外のご趣味は何ですか?

少なくとも3つあります。①クラシックの鑑賞と、②映画やビデオを見ること、③それにネットで文を書いたりコミュニケーションをとったりすることです。

2)読書は何番目の趣味ですか?

意外かもしれませんが、僅差で3番めになります。1位はクラシック鑑賞、2位がネットで書いたり話したりすること、3位に読書です。

3)読書を継続するようになったきっかけは何ですか?

恩人とも師匠とも言える方からの言葉です。「一週間に一冊でいいから本を読むといい。一年で50冊、それを10年続けなさい。500冊が読めます」と、10代の時にうかがいました。その後にわかったことですが、20代の10年間に、ちょうど500冊を読めていたんです。その方のお言葉を守れたと、うれしく思いました。

4)10代の自分、20代の自分に勧めたい本は何ですか?

実際にその時々に読んでいたものを勧めたいです。10代や20代の時に読めずに反省しているから読んどけというのではなくてです。もう一度、10代・20代をするとなっても、やはりその自分にも読んでおいてほしい本です。

10代の自分には、天文学者のカール・セーガン博士が書かれた『コスモス』を読んでおいてほしいと思います。この本で、科学史や科学革命に関心を持つようになりましたので。

20代の自分には、経済史の内田義彦さんの『読書と社会科学』を勧めます。この2冊は外してほしくないと思っています。

5)再読している本はありますか?

はい、けっこうありますよ。先の『読書と社会科学』の他にも、大塚久雄さんの『社会科学における人間』や、若松英輔さんの『本を読めなくなった人のための読書論』などですね。

ぼくは本はできれば買って読みたいと思っています。それは、読みながら線を引いたり、書き込みをすることがあるからです。再読すると、以前に引いてあった線が適切であったか思い知らされます。「ああ、ちゃんと読めていたな」と思うことも、「余計なところに引いたな」とか、「何でここに引いてなかったのかな」とか思います。その時に読んだ、以前の自分と出会うことになってると思います。

6)文章を書くことは好きですか?

はい、かなり好きだと思います。ぼくは、ニフティが「ココログ」としてブログサービスを公開した時から、すでにブログを書き始めています。その後もnoteとかも書いてますね。

7)読書を継続するコツはありますか?

逆説的ですが、「続けよう」「続けなくちゃ」と思わないことではないでしょうか。

8)読書は人に勧めたいですか? また、それはなぜですか?

はい、やはりお勧めしたいですね。それは、本を読んだ人と、本について語り合いたいからです。

9)この1年くらいで読んだオススメの本を教えてください。

両方とも映画にちなんだ本ですが、『プリズン・サークル』(坂上香)と、あとこれはまだ読了できてないんですが『戦争は女の顔をしていない』(アレクシエーヴィチ)ですね。とても重たい内容の本ですが、手に取ることができてよかったと思っています。

――最後の質問の前にいいですか? 映画と原作や原案になった本の関係について、どうお考えですか?

どちらが先かで印象は変わりますよね。原作は先がいいものもあったし、後が良かった場合もあります。映画の方がいいこともありますし、一概には言えないのではないかと思います。

10)この企画に参加しての感想を教えてください。

自分が立てた企画ながら、緊張しました。やってみて強く感じたのは、やはりご参加くださった全てのみなさんへの感謝の思いです。ありがとうございました!


今回はここまでといたします。お読みくださり、ありがとうございました。


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