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【Kindle化案①】#名刺代わりの10冊~まえがき~

こんにちは。

今回は、ゆくゆくはKindle本として刊行したいなと考えている文章の「まえがき」相当部分を公開いたします。

実のところ、Kindle化して、お代をちょうだいしてよいものかどうか迷っています。内容が、ブログレベルなんですね。ですので、noteで公開させていただこうかと。

ただし、以下の文章は、ある程度Kindle化を意識して書いているため、既発表の分と重複しているところもあります。ご容赦くださいますと幸いです。

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はじめに

Twitterのタイムラインを見ていると、「読書垢(=読書好きな方のアカウントの意)」とか「読書好きと繋がりたい」というハッシュタグをつけたツイートを見かけることがあります。これらは大抵、その読書好きなツイート主が、読書好きの人とフォローし合いたいということからきているように思われます。

こうした「読書ツイート」のうち、とりわけ目を引くのが、「名刺代わりの小説10選」とのハッシュタグがついているものです。これから書こうとしている一連のnoteでは、このハッシュタグをアレンジして、「名刺代わりの10冊」を選んで紹介してみることにしました。ここに挙げた10冊を好んで読むような人間が私であるということです。

なぜ「小説10選」ではなくて「10冊」なのか。私はどちらかと言うと、小説のような物語作品よりは、新書に収められるような論説文・評論文などを好んで読んできたからです。ここにも、「私」という人間像の一端が垣間見られると思います。

さて、取り上げた著作は以下の10点です。1点について、1000~1200文字程度を目標に紹介文を書こうと思い立ちました。便宜的に、刊行順に並べてはいますが、それ以上の意図はありませんので、どの紹介文からお読みくださってもかまいません。

◆アーシュラ・K・ル=グウィン著(清水真砂子訳)『影との戦い』岩波書店刊 1968年
◆ミヒャエル・エンデ著(大島かおり訳)『モモ』岩波書店刊 1973年
◆大塚久雄著『社会科学における人間』岩波書店刊 1977年
◆村上陽一郎著『新しい科学論』講談社刊 1979年
◆宮本輝著『錦繍』新潮社刊 1982年
◆内田義彦著『読書と社会科学』岩波書店刊 1985年
◆中村桂子・木崎さと子著『いのちの海』人文書院刊 1991年
◆内田樹著『先生はえらい』筑摩書房刊 2005年
◆南野忠晴著『正しいパンツのたたみ方』岩波書店刊 2011年
◆若松英輔著『100分de名著テキスト 石牟礼道子「苦海浄土」』NHK出版刊 2016年

これらについての紹介文をお読みただいたあとで、それぞれの著作にご興味をお持ちいただけるようでしたら、この文章を書いたのは成功だったということになります。どうぞお楽しみください。それではまたのちほどお会いいたしましょう。

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上掲のうち、『影との戦い』と『モモ』については、第一稿を完成させています。近日中に公開できるものと思っていますが、全編を再読しないといけない著作もあります。ですので、全体を完成されるのには、相応の時間がかかるものと覚悟しています。よろしければおつきあいください。今回も最後までお読みくださり、ありがとうございました。

最後までお読みくださいまして、ありがとうございました。ときどき課金設定をしていることがあります。ご検討ください。もし気に入っていただけたら、コメントやサポートをしていただけると喜びます。今後ともよろしくお願い申し上げます。