【考察】本は再読するのがお勧めです。
こんにちは。
主催しているclubhouseの「100分de名著を語ろう」ルームのために、2021年10月度のテキストの1冊である『老人と海』(小川高義訳、光文社古典新訳文庫)を読了しました。
遥か昔、福田恆存訳の新潮文庫版を読んでいたことがあるので、これは「再読」にあたります。恥ずかしながら、初読時に抱いた印象めいたものは、「老人が苦労して釣り上げた魚だったけど、帰るまでにサメに食べ尽くされてしまう話」程度でしかありませんでした。なぜこれが「名著」とされているのかが、全