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読書に関して

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読んだ本に関するあれこれを綴ったnoteをまとめていきます(21/08/12より)。
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#100分de名著

【clubhouse】カラマーゾフ②ほかについて

こんにちは。 11月の「100分de名著を語ろう」は、ドストエフスキーの『カラマーゾフの兄弟』について語り合っています。放送の解説とテキスト執筆は、光文社古典新訳文庫で訳出を担当されていた亀山郁夫さんです。なお、今月の放送は、2019年12月分の再放送にあたります。今回のnoteは、その『カラマーゾフ~』の2回目までの分を中心にお届けしたいと思います。 『カラマーゾフの兄弟』について11月4日(木)と11日(木)、21時から100分程度、おおぜいの方々にお集まりいただいて

【読書メーターから】『カラマーゾフの兄弟』全5巻へのコメント

こんにちは。 2021年11月4日(木)から25日(木)のclubhouse「100分de名著を語ろう」ルームでは、ドストエフスキーの『カラマーゾフの兄弟』を扱います。放送の解説と、テキストの執筆担当は、光文社古典新訳文庫でも訳業を担当された亀山郁夫先生です。 今回のnoteは、以前「読書メーター」へコメントしたものをピックアップして、今次のルームに臨む際の参考としようと思って作成しました。 第1巻(17/06/01)2015年12月、Kindleにて購入後、放置。確か

【100分de名著を語ろう】過去作から②『赤毛のアン』

こんにちは。 私は毎週木曜の21時から、clubhouse内で「100分de名著を語ろう」ルームを開催しています。基本的には、その月度にオンエアされている課題テキストについて歓談していますが、2021年9月から、1~2か月に1作程度、今までに取り上げられた過去作を振り返る回を設けるようにいたしました。その第1回には、エンデの『モモ』を取り上げました。先の21日(木)には、その第2回として、モンゴメリの『赤毛のアン』を扱いました。今回のnoteでは、その回で話し合われたことを

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【読書日記】100分de名著テキスト『群衆心理』を読んで

私はclubhouse内で、毎週木曜の21時から、数人の友人の協力を得て、Eテレ「100分de名著」のファンクラブ的なルームを運営してきています。clubhouseを始めてすぐに、このルームを立ち上げ、幸い6か月ほどですが、欠かすことなく開催してくることができました。篤く御礼申し上げます。 今日9月30日で、2021年も上半期が終わるのですが、今夜は木曜日でもありますので、ルームを開きます。テーマは、9月度に取り上げられていたル・ボンの『群衆心理』に関してで、番組テキストの

【考察】『戦争は女の顔をしていない』に寄せて

8月度のEテレ「100分de名著」で取り上げられていた、アレクシエーヴィチの『戦争は女の顔をしていない』のオンライン読書会に22日(水)に参加いたしました。 番組用のテキストと、コミック化されたものについては読了していますが、肝心の岩波現代文庫版は、未だ20%程度を読んでいるにとどまります。しかしながら、読了を待ってからだと、今まさに感じていることを書きとどめておくことができなくなる。そのために、現時点でのことを書こうと思って、この項を書き始めた次第です。よろしければおつき

【読書日記】9月7日~9日の読書から

こんにちは。 このところの「読書日記」は、簡略版が続いてしまったので、今回は少しキチンと書いてみたいと思います。今月は、clubhouse内で「オンライン読書会」ルームを4回、「100分de名著」ルームを5回の、計9回を開くことになっています。その関係で、関連図書を読む割合が高くなりました。以下、よろしくおつき合いください。 1)河合俊雄『別冊100分de名著/集中講義 河合隼雄』(9月8日・9日)9日以降、clubhouse内で開催する「オンライン読書会」と「100分d

【読書日記・簡略版】9月4日~9月6日の読書から

こんにちは。 例によって、数日分の「読書日記」を、まとめて公開します。今回もタイトルのみを記した「簡略版」です。 実は最近、Netflixに加入してビデオ三昧の生活をしています。それでリソースの割り当てがかなり変わってしまいました。再度割り当てを勘案しないといかんなあと思っています。 なお、clubhouseの活動に関して、以下のツールも援用してもり立てて行きたいと考えています。 ・Twitter ・note ・LINE/オープンチャット この点については、別途no

【読書日記】8月25日の読書から

この日は「100分de名著」の9月度テキストをKindle版で入手し、目次に目を通しました。併せて、clubhouse内でのクラブ「100分de名著を語ろう」の9月度予定を仮策定してみました。これについては、別立てのnoteを作成する予定です。 1)吉田秋生『海街diary』④前日から引き続いて、2~4話を読んで読了としました。この巻では、末妹のすずの恋模様?を中心に描かれていきます。映画で印象的だった食堂のおばちゃんや「しらすトースト」のエピソードが、3巻まででは出てこな

【読書日記】8月9日~11日に読んだ本

先の投稿では、6月以降は「はてなブログ」をメインに使っていたと書きました。7月下旬になって、ものを読んだり書いたりするスタンスが少し変化したので、そのうち読書についての記録をブログとして留めるようにいたしました。 本を「選ぶ」ことに始まって、感じたことを書いたり話したりするという一連の流れの各段階について、ある程度方法というか、戦術的・戦略的に行いたいと考えています。それについては、いずれ機会を作って書いてみたいと思っています。今回のnoteでは、8月9日・10日・11日の