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100分de名著を語ろう:レジュメ一覧

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clubhouse内で展開しているクラブの「100分de名著を語ろう」についての記事をまとめてあります。
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2023年2月の記事一覧

【100分de名著を語ろう】いのちの初夜④(23/03/02)

こんにちは。 今回でいよいよ『いのちの初夜』についての回が完結いたします。放送をご覧になった方、なってない方、いずれでもclubhouseのルームにご参加くださいますとうれしいです。23/03/02(木)21時開始です。お待ち申し上げております。 第4回放送分の副題は「絶望の底にある希望」。放送では、テキストには収められていない感動的なエピソードも織り込まれていました(一方で、放送されていないテキストの内容もありました)。NHKプラス等でご覧いただけるうちに見ておくとよい

【100分de名著を語ろう】いのちの初夜③(23/02/23)

こんにちは。 当日の配信になってしまいましたが、clubhouseの「100分de名著を語ろう」ルーム用のレジュメをお届けします。今回の範囲は、2月20日(月)に本放送があった『いのちの初夜』第3回放送分で、解説は中江有里さんです。今回までで、北條民雄の本文については読み終えることになります。この本編については、青空文庫にも収められていますので、kindleアプリ等で気軽に読むことができます。おススメです。 この短い小説には、名前のある登場人物は2人しかでてきません。まず

【100分de名著を語ろう】いのちの初夜①②

こんにちは。 23/02/16(木)実施のclubhouseルーム「100分de名著を語ろう」は、北條民雄『いのちの初夜』の第1回と第2回の放送内容をまとめて取り扱います。今回のレジュメは、該当部分の「見出し」を抽出したものをお届けします。 【はじめに】苦悩や絶望と共に、希望を感じさせる文学【第1回】せめぎ合う「生」と「死」①居座り続ける希死念慮 ②ハンセン病と差別 ③「生きたい」と「死にたい」の狭間で ④ハンセン病という「社会的な死」 ⑤被差別者であり、差別者でもある

23/02/09「100分deフェミニズム論」を語ろう

こんにちは。 新年1月2日に放送されて反響を呼んだ「100分deフェミニズム論」が再放送されました(2月5日0:00~。土曜から日曜に変わる深夜)。これを受けて、clubhouseのルーム「100分de名著を語ろう」でも、この回を取り上げることといたしました。2月9日(木)21時からの「レギュラー枠」で行います。どうぞよろしくお願いいたします。このnoteは、2月9日の回のためのレジュメとして作成しています。主に、Amazonの各商品ページに記載されている記事を中心に構成し

【100分de名著を語ろう】3月度の企画:2022年のベスト月ほかを語ろう

こんにちは。 毎週木曜21時から開催しているclubhouseのルーム「100分de名著を語ろう」では、3月度に以下の2つについて企画しています。お問い合わせ・ご参加をお待ち申し上げております。なお、開催日程の確定には、いましばらくの猶予を賜りますようお願いいたします。 ①2022年のベスト月・ベスト講師を語ろう2022年に放送された回について振り返り、「わたしの」ベスト月・ベスト講師を語ってください。 放送された内容 金子みすゞ詩集(松本侑子) 日蓮の手紙(植木雅

【100分de名著を語ろう】『独裁体制から民主主義へ』④

こんにちは。2月2日(木)のclubhouseでのルーム「100分de名著を語ろう」でご参照いただけるレジュメをお届けします。1月30日(月)に放送されたこの回のサブタイトルは「新たな独裁者を生まないために」でした。 ①新しい体制の船出独裁者を打倒したとしても、手放しで喜んでいいというわけではない。「これは警戒心を緩めていい時ではない(略)独裁体制の転落と共に理想的な社会がすぐさま出現するとは、誰とて信じるべきではない」。 旧体制が崩壊した直後が一番危ない時期。新たな抑圧