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ブックサークル:宮本輝『流転の海』全9部読書会

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宮本輝さん畢生の大作『流転の海』全9部の読破をめざす読書会です。
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#Clubhouse

【読書会】宮本輝『流転の海』を読む④~第7章

こんにちは。 今度のclubhouseでのオンライン読書会は、宮本輝さんの『流転の海』を読む第4回として、7月18日(月)21時から開催いたします。範囲は第7章となります。松坂房江が熊吾と出会うまでの前半生が描かれている章です。 第7章の概要①伸仁が1歳になる。房江の姪・直子が伸仁をあやしている。 ②回想。三人兄姉の末っ子として神戸生まれる。母が若くして亡くなり、高島家に養子に出される。 ③房江6歳。高島家に女児が生まれるが、養父が急逝。「売春宿」に奉公に出されてしまう。

【読書会】宮本輝『流転の海』を読む③~第6章

こんにちは。7月10日(日)10:20です。数日涼しい日が続いて助かりましたが、暑さが戻ってきていますね。さて、明日11日(月)21時からclubhouse内のルームにて、オンライン読書会を開催します。本稿は、そこでのレジュメとしてもご利用いただけるように書いたものです。どうぞご参加くださいますよう、ご検討ください。 第6章の概要①昭和23年1月、伸仁が脱腸を発症し、筒井剛医師の元へ駆け込む。 ②熊吾を裏切った海老原太一と対峙するが、山道に放置されてしまう。 ③通りがかった

【読書会】宮本輝『流転の海』②:第4~5章

こんにちは。7月3日(日)13:58です。今回のnoteは、7月4日(月)21時からclubhouseで開催予定のオンライン読書会のレジュメとしてお使いいただけるように作成しています。今回の講読範囲は、第4章(82~123ページ)と第5章(124~166ページ)です。普通の太さがぼくが書いた部分、太文字は引用となっています。 第4章・松坂熊吾が戦前にビルを構えていた土地にバラックが立ち並んでいたが、ほどなく立ち退いていたのは、辻堂の働きであったと熊吾は察する。 ・そのふた

【読書会】宮本輝『流転の海』を読む① 第1章~第3章

こんにちは。6月25日(土)04:04です。いよいよ27日(月)21時から、原則clubhouseで宮本輝さんの大部『流転の海』シリーズ全9部読破に取りかかります。どうぞよろしくお願いいたします。 第1回(27日)は、第1章から第3章までの80ページほどを読み進めたいと思います。その次の第2回(7月4日)は、第4・第5の2章を読んでいただく予定でいます。章によってのページ数に、かなりばらつきがあるようなので。おおよそ80から100ページ程度を1回の読書会の範囲としてまいりた