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午郎’s BAR

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マーケティング部の近藤午郎が、出版業界の様々な話題を皆さんに向けて発信します。本の紹介ではなく、出版に関わること、書店に関わることを分かりやすく、午郎らしく、発信します。
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#出版社

新刊本はどのようにして書店に配られるのか?(午郎’S BAR 7杯目)

『踏み出す一歩』発売 10月13日にブックダム出版事業第1弾『踏み出す一歩 そして僕は夢を追いかけた』が発売されます。著者は現在米大リーグ、テキサス・レンジャーズ投手育成コーチ倉野信次さん。 倉野さんが、日本プロ野球福岡ソフトバンクホークスの投手コーチを辞めて、単身大リーグの投手コーチになるために渡米し、1年後正式に契約するところまでのチャレンジをまとめたものになります。 是非皆さんにもお読みいただきたいのですが、今回は踏み出す一歩の宣伝ではなく、こうした新刊書籍はどのよう

新しい取り組みの背景と狙い    (午郎’S Bar 6杯目)

プレスリリースに出版界衝撃走る6月23日、出版業界に激震が走った。 「紀伊國屋書店×カルチュア・コンビニエンス・クラブ×日本出版販売 書店主導の出版流通改革及び その実現を支える合弁会社設立に向けて協議を開始」 https://corp.kinokuniya.co.jp/press-20230623/ 紀伊國屋とCCCが手を組む。この構図にびっくりした。書店業界での売上1位と2位のチェーンが手を組む。一体何のために?というのがリリースを見た多くの関係者の感想だろう。 リリー

午郎’s BAR 最初の1杯 「午郎’s BAR へようこそ」

本日より、ブックダムの現段階での最年長者であり、お酒が大好きな私、 事業推進部の近藤午郎が、「午郎's BAR」という名で、出版や書店に纏わるいろいろなお話を書かせていただきます。 まずは自己紹介。 近藤午郎 56歳 長野県出身  昭和41年、いわゆる「丙午」の年に生まれたので、「午郎」と言う名が付きました。 北海道の某教育大学を卒業して新卒で入った会社が〇善の書籍外売部門。 〇善で20年間民間の研究機関を中心に営業担当をし、そののち12年ほど企画や親会社との協業を担当して