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出版屋の社長

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社長の頭のなか。出版のこと。本のこと。日々の仕事のこと。そしてブックダムのこと。普段何を見て何を考えどう動いているのか。なぜ事業をしているのか。日々試行錯誤しながら進みつづける社…
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2023年11月の記事一覧

【#1.なぜブックダムだったのか?】『踏み出す一歩』ができるまで

10月13日に発売したブックダムの1作目 『踏み出す一歩 そして僕は夢を追いかけた』 タイトルの通り、わたしたちブックダムにとっても出版事業開始を告げる"踏み出す一歩"となりました。 いつか来た道を振り返ったとき、「あの1冊がわたしたちにとっての大切な一歩だったね」と言える未来を創るために今日も種を蒔いています。 この時代に生き、関わった人間が、この本の完成に至るまでの記録を遺すことに意味があるのではないか。 そんな目的をしのばせながら、誰かにとって何かのヒントや勇気にな

【#2.ブックダム1作目の理由】『踏み出す一歩』ができるまで

今回の記事は前回の『#1.なぜブックダムだったのか』に続き、同じようなテーマではあるのですが、『ブックダムの1作目に決めた理由』という少し違った角度から記したいと思います。 点と点が線になった感覚 偶然話をいただいた倉野さんの企画。 そして倉野さんがブックダムを選んでくださったこと。 この現実を解釈しようとしたとき、自分の過去にタイムスリップしていました。そしてスティーブ・ジョブズ氏の名言さながらの、今日に至るまでにあった様々な点が、一本の線のようにつながった感覚があっ

読者の未来をめくる日々 P.19

言葉を通して読者にプラスのエネルギーを届ける側でありながら、 言葉によって奮い立たされ、また一歩前に踏み出すエネルギーをもらう瞬間は多い。 先日Xでこんなポストをしました。見城徹氏の言葉は、表紙を開いてすぐにデカデカとあります。 何を求めているのか。何を実現したいのか。何を課題と感じているのか。そしてそれはなぜなのか。大切にしている言葉にその人の状態が映し出されますが、今のわたしは"熱狂"の中に身を置いておきたいようです。 そしてもうひとつ。他の言葉と比べて大きく記して

【#3.日本×アメリカをつなぐ取材】『踏み出す一歩』ができるまで

『踏み出す一歩 そして僕は夢を追いかけた』が発売になり、早いもので1か月が経ちました。 わたしたちの定めるゴールまではまだまだ道半ばですが、読者の方からたくさんの励みになる声をいただいています。 今回はこの本ができるまでのストーリーを綴る第3回目。 ブックダムで発刊することが決まり、いよいよ製作が開始されたのは今年の2月24日のことでした。 日本は朝。アメリカは夜。 当然のことながら日本と倉野さんのいるアメリカとの間には距離と時間の壁があります。 オンラインでの取材と打

読者の未来をめくる日々 P.18

年末が近づくに連れて時は急ぎ足になっています。 間違いないです。今日も1日おつかれさまでした! 地味に地道に確実に 本日はプロデュースしている著者様とマーケ会議。 書籍『売るための努力ほど、無駄なものはない!』が11/28に発売を迎えます。発売は自由国民社様から。 発売前の情報拡散、購入促進は初動をつくるうえで大切です。 本日の会議では以下のポイントを最終確認。 ポイントとなる考え方は「言われなくてもわかるよ!」ということばかりです。でもいざとなると、抜け落ちてしまう

読者の未来をめくる日々 P.17

こんばんは!3連休もあっという間でしたね。 今宵は阪神タイガースが38年ぶりの日本一!という話題でネットニュースやSNSが盛り上がってます。 阪神タイガース関係者のみなさま。そしてファンのみなさま。おめでとうございます! 16年の時を経て 先週金曜日に、スポニチの記者さんとお会いする時間がありました。 実は私、16年前にスポニチさんの入社試験を受けたことがあります。 スポーツが大好きで、スポーツに携わる仕事がしたくて、スポーツ新聞社で働きたい!という安直な理由でしたが・

読者の未来をめくる日々 P.16

こんばんは。早いもので2023年も残すところ2ヶ月ですね。 ついこの間「明けましておめでとう」なんて言っていたのもつかの間、「今年もありがとうございました」と言っている未来がすぐそこまで。 広報とは経営である 昨日のことにも少し触れます。広報担当"りえさん"こと大谷と1ON1。 広報でありながら「社長の右腕」という存在を担い、「ブックダムの花」として日々真剣に仕事に向き合う姿勢には、立場関係なく学ぶことばかりで大きな支えになっています。 私にとって、そしてブックダムにとっ