2022年8月新規参加出版社のご紹介
BookCellarをご利用いただきありがとうございます。BookCellar事務局でサポートを担当している東郷です。
8月からBookCellarに新たに登録いただいた出版社をご紹介します。出版社の担当による自社紹介＆イチオシの本も併せてご紹介します。
ＳＵＧＡＯ【直取引・ 取次】
食の絵本をつくる小さな出版社ＳＵＧＡＯです。食育の絵本、食にまつわる本をつくっています。こどもたちが絵本を読んで、たべることに興味をもってもらえたらいいなと願いをこめています。よろしくお願いいします。2022年冬に向けて新刊の出版予定です。
イチオシ本
『かむにんじゃ』（いろは【著】 おおの なおと【イラスト】 / ＳＵＧＡＯ）
絵本「かむにんじゃ」は、ご飯をよく噛んでたべる大切さを楽しく学べる絵本です。食欲の秋に向けて、読んでもらいたい１冊です。
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ナナルイ【直取引・ 取次】★トランスビュー扱い
図書館の本の背表紙のラベルには数字が記されています。０から９まで分類されていて、７類は芸術の本。そこから出版社名をナナルイと名づけました。生活と芸術についての本を作っていきます。
イチオシ本
『八木喜平歌集タテイトヨコイト』(ナナルイ)
昭和のアララギ歌人・八木喜平の歌と杉浦明平の初公開エッセイなどを収録
テテクイカ【直取引・ 取次】★トランスビュー扱い
詩・イメージ・ことばの迷宮を、書物を通して探索するために立ち上げた版元です。「テテクイカ」とは古代アステカで使われたナワトル語で、「雷」を意味します。
イチオシ本
『純粋思考物体』（河村 悟【著】/ テテクイカ）
「原稿用紙に横書きされた全文の複写（コピー）、それが『純粋思考物体』との最初の出会いだった」（佐藤究の序文より）
本書、『純粋思考物体』は、詩人・河村悟の手によって1989年に書き終えられ、その原稿を目にした人々のあいだで、永らく書籍化が待ち望まれてきました。完結からおよそ30年後、本書の刊行を企画したのは、河村悟を敬愛してやまない作家・佐藤究です。佐藤が『テスカトリポカ』で第165回直木賞を受賞してまもない2021年の秋、本格的なプロジェクトがスタートしました。１ページにただ１行の詩、あるいは舞踏論の断章、ちいさな寓話、そして詩人の手による絵画やポラロイド作品までが収められた本書は、まさに「詩・イメージ・ことばの迷宮」となって、わたしたちを芸術と生の根源へ、謎めいた渦の中心へといざないます。詩人と作家のリクエストで、本書のブックデザインを担当したのは「アトリエ空中線」。『純粋思考物体』のテクストから放たれる透明さ、白さ、冷えた鉱物のような硬質さが、一冊の書物として綴じられました。
ヘリテージ【直取引】
原石を時間をかけて磨き価値のあるものにしてゆく。ヘリテージのロゴにはそんな意味が込められています。永く続くモノと、永く継承される技術、そして永く続く人間関係。「Good aging for Life」好きなものと、ずっと。そんなコンセプトで本づくりをしている新しい出版社です。
イチオシ本
『Lightning Archives VINTAGE RED WING』（Lightning編集部【編集】/ ヘリテージ）
1905年、ミネソタ州レッド・ウィング・シティで創業した『レッドウィング シュー カンパニー』。いまでは世界中でワークブーツとしてだけでなく、ファッションとしても愛用されているアメリカを代表するブーツメーカーだが、創業時の従業員数はたったの14名だったというから驚きだ。このレッドウィングの歴史をプロダクツで紐解くのが、今回の1冊。特に1950年代は、現在まで続くロングセラーモデルが数多くリリースされ、象徴的なオレンジ色の革『オロラセット・レザー』やファンから“白底”とも称される『トラクショントレッド ソール』が誕生するなど飛躍的に進化を遂げた時代なので、'50年代以降の特にワークブーツ、アウトドアブーツを中心に紹介する。日本で空前のブームを巻き起こした1990年代のモデルも数多く掲載するため、当時それを肌で感じた世代の方たちには懐かしい1足もきっとあるはずだ。ヴィンテージのレッドウィングは、市場でも目にする機会が激減している希少な存在なので、今後はさらに枯渇化が進むと思われる。そのため、ぜひこの1冊を資料として保存していただきたい。
新聞ダイジェスト社【直取引・ 取次】
新聞ダイジェスト社は昭和・平成と困難な状況の中でも、2017年に50周年を迎えました。
1967年「月刊 新聞ダイジェスト」を創刊し、主要6紙で発行された新聞の記事を集約し、1カ月のニュースを1冊に取り纏めて発行してきました。
現在の著しいデジタル化の波の中で、古き良き紙文化を大切に後世に伝え続けていきたいという思いが第一にあります。
ただ事実を追及するだけなら、インターネットのほうが便利で早い。
だからこそ紙面づくりでは、よりニュースの背景や事情を深堀りしたものを読者の方々に届けてまいります。
デジタル世代の方々にも、もっと読んでいただけるように努力をして、新聞の読める大人を育てる一助になれば幸いです。
イチオシ本
『最新時事用語』（新聞ダイジェスト社）
最新の「用語と問題」をコンセプトに発行している『最新時事用語』をお届けします。
PART1「話題のニュースの常識 30」では、最新のニュースから重要な 30テーマをピックアップしています。「ロシア ウクライナ侵攻」の日本・世界各国の対応とその影響についての話題、2022 年の参議院選挙の結果と国内の政治情勢、国際課税に関わる世界の経済情勢など、さまざまなニュースを解説しています。「小論文のポイント」では、自分の考えを深めて論じることができるよう、そのニュースの見方をまとめています。「小論文対策コーナー」では、小論文の解答例を掲載しています。参考にしてください。
PART2「分野別キーワード」は、基本的な時事用語を分野別にまとめて解説をしています。重要な時事用語を 200 以上、掲載しています。話題の数字や話題の人物などの時事問題資料集と主要な白書も掲載しました。
PART3 の「最新時事問題チェックテスト」では、就職・資格試験に出題されそうな時事問題を 100 問掲載。PART1 や PART2 で取り上げた内容を問題にしています。理解度の確認や本番の試験の力試しとしてチャレンジしてください。付録に世界遺産や各賞受賞者リストなどの一般常識資料集を掲載しました。
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高安書房【直取引】
出版第1号として高啓『非出世系県庁マンのブルース』を刊行。山形県職員だった著者が赤裸々に語る〝山形県政の知られざるささやかな歴史〟。「秘密指令！県費３５０億円を防衛せよ。」「米沢の能舞台はなぜ空気浮上するのか」「最後の紅花商人」「介護事業所の個別ローラー作戦は許容さるべきか」など。
イチオシ本
『非出世系県庁マンのブルース』（高啓 / 高安書房）
「公務員」という固定概念に、いささかなりとも放蕩と遊撃の作風（ベタな言葉でいうと〝ロマン〟）が差し込む風穴を開ける試みです。公務員のみならず、組織の論理と自分の矜持のはざまで悩むすべての職業人に捧げる本です。
書苑新社【直取引・取次】
アトリエサード発行の書籍の発売元です。少々マニアックな芸術書、文芸書、評論書などを出版。季刊誌：◎トーキングヘッズ叢書（TH Series）＝アート、文学、映画など異端を愛でるカルチャー誌◎ExtrART＝個性的な作家を紹介するアート誌◎ナイトランド・クォータリー＝ホラー＆ダーク・ファンタジー専門誌
イチオシ本
『フェアリーたちはいかに生まれ愛されたか〜イギリス妖精信仰――その誕生から「夏の夜の夢」へ』（フロリス・ドラットル【著】 井村 君江【翻訳】/ 発行元：アトリエサード）
イギリスが育んできた、妖精信仰と文学的空想を解き明かす、妖精文化を深く知る基本書です。シェイクスピアも妖精を無視して理解することはできません。必備お願いします。
文一総合出版【取次】
自然や生き物の本、図鑑を主とする出版社です。
新書サイズの図鑑「ハンドブックシリーズ」は次で100冊目を刊行いたします。季節ごとのテーマに沿った鳥、虫、植物などの図鑑を紹介し、生物の繋がりがわかるチラシを多数ご用意しております。お客様のご要望が次につながるよう、お手伝いをさせてください。
イチオシ本
『タマムシハンドブック』（福富宏和【著】 山田 航【著】 瑤寺 裕【著】 尾園 暁【写真】/ 文一総合出版）
森の宝石と称される美しい色模様が特徴の日本産タマムシ131種の識別図鑑。1センチ未満の小さな種も、深度合成による標本写真で紹介。各著者のタマムシ愛が詰まった一冊です。
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