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今いるところに良さを見出す

会社から 突然昇給のお知らせ。

来月から時給50円上がるという通知に
やった〜!と喜ぶ。

転職して1年。
時給が1年で50円アップなんて、
本当にありがたい。

もうひとつありがたいのは、
扶養内で働いている為、時給が上がった分働く時間を減らすことになり、
自分に使える時間も手に入れられたということ。

感謝とともに、
さらに仕事を頑張ろうという気持ちがわいてきた。


新しい仕事に就いてからというもの、
わからない、できない、難しい、といったマイナス面にとらわれて
不安に押しつぶされそうになって
辞めたくなったこともある。


そんなある日、
職場に対して違う見方ができるできごとがあった。

オープンしてすぐの注目の施設ということで、
テレビの取材が入った。

その映像を見た時、
なんて素敵な職場なんだろうと思ったのだ。
こんなところで働けるって恵まれているなって。

同じ場所でありながら
全然違う場所のように見えた。


つまりは、
同じ場所なのに嫌な面ばかりに気がいって、
いい部分が見えなくなっていた。


改めて職場のいいところを考えると
たくさんあることに気づく。

空調が効いた快適な場所で仕事ができる。
オープンしたばかりなので施設もきれい。
広々としたおしゃれな空間で気持ちがいい。
休みの希望がほぼ通る。
時給がいい。
苦手ばかりでなく、好きな業務もある。
勤務時間が前職より理想的になっている。


本当にありがたい状況なのに、
しんどい気持ちが先に立っていい部分が押しやられていた。



あらためて会社の空間を眺めながら、
こんなところで働かせてもらえるって幸せなことだなと思う。
働いている自分の姿を一歩引いて俯瞰すると、
いい仕事に見えてきた。


今の職場で働き始めて半年ほどたった時のこと。

よく晴れた日、
仕事中にふと大きなガラス窓の外に目をやったら、
ずっと向こうにきれいな山並みが見えた。
青い空が大きく広がっていた。

ここから山や空が見えたんだと驚いた。

毎日山はそこにあったのに、全然見えていなかった。
目の前の業務に必死で、窓の外を見るよゆうもなかった。

心がちぢこまっていたんだ。



嫌な面を見始めると
そちらへ気持ちが引っ張られてモヤモヤモヤモヤ、
いい部分が見えなくなる。

「素敵な場所だな」っていい面を見ると、
気持ちが軽くなるという不思議。


いい面VS嫌な面のシーソーゲームみたい。

私はいい面を勝たせたい。

その方が絶対気分もいいはずだから。


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