推し活の代わりに、子どもの中学受験にハマっていました。
次女は現在中堅の私立中学を目指して勉強中です。
母親である私は、人生2回目の中学受験関係者となります。
そもそも、長女のときは、小6の夏も終わる頃に、「中学受験をする」と言い出し、何も知らなかった私は深く考えずに背中を押しました。
ところが、過去問を見てみたらびっくり!!
教科書の内容が出るわけじゃないのか!
学校の勉強ができればいいわけじゃないのか!
大人でも解けないよっ!
と、知らないことだらけで、あまりの自分の無知と無謀さを痛感しました。
今回の趣旨とはずれるので、長女の受験については詳しくは触れませんが、第一志望には落ちたものの、現在の中学に入学することに。
そして、次女。
友達が行く地元の公立中学と長女と同じ私立中学で迷いながらも、中学受験すると決意。
私も今回は次女が5年生から、個人塾に入れてみましたが、次女にはいまひとつ合わず、退塾。
志望校の倍率や難易度がそれほど高いわけでもないことから、話し合って、参考書や動画つき問題集などで勉強を進めることにして、少しずつ軌道にのってきました。
と、ここまで書いてきましたが、今回書きたいのは、娘のことではなく、実は私のことなのです。
また、誰かや何かを非難したいわけではなく、自戒のために書いていますことをご了承願います。
志望校のプレテストが迫ってきた9月下旬頃から、自分が中学受験の情報をやたらと集めだしたことは、何となく意識していました。
親なら情報収集は当然かもしれません。
むしろ、我が家は塾に行っていない分、自分で取りに行かないと、情報は入ってこない。
でも、今日自分でも「ちょっと私、変な状態かも」と感じ始めたのです。
最初は、インターネット上の掲示板で志望校や模試の結果などの検索でした。
自分と似たような書き込みや優しいコメントにほっとすることもありましたが、それよりも相談の中に隠されたマウントや、それに対する辛辣なコメントなどを「そんなに強く言わなくてもいいのに」「この書き方だと叩かれちゃうよ」と意地悪な目線で眺めている時間の方が多いことに気がつきました。
自分のほの暗い感情と微かな体の反応(胃が少しきゅっとなる)に、このまま見続けると危険な感じがしたので、今は見ないように意識しています。(意識しないと見ちゃいそうなので…)
他には、「二月の勝者」を一から読み直したり、長女の受験ときから指針にしてきた安浪京子先生の本を読み漁ったり、動画を見たり…。
今日も気づけば1時間超えの中学受験の動画をYouTubeで2本見ていました。
どれもためになるものには違いないのです。
ですが、なんというか、もはや、子どものために必要な情報収集をしているのではなくて、私が「ハマっている」感じです。
子どもの受験に関する情報を得る→アドレナリンが出る感じ。面白い!もっと欲しい!→さらに情報を集める
これって、まるで今中学受験のため休止している推し活みたい。
アイドルにハマる代わりに、今の私は中学受験そのものにハマっている。
そこに娘の存在はないのではないか。
それに気づいて、ゾッとしたのでした。
もともとオタク気質で熱中しやすい私。
でも、いつでも娘を中心にしなければいけないと、当たり前のことを再確認し、適度な距離(これが難しいけど)をとって、残り数ヶ月を伴走していこうと思いました。
本当に気をつけよう…。
ちなみに、自分の状況に気づくきっかけになったのは、この動画のおかげです。
考え直すきっかけを与えてもらえて、本当に感謝しています。