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【エッセイ】金と人

こんにちは、レイです。

毎日生きていると非常に面倒なことが多くある。
特に、「なんでこんな人と関係を」という
最低な思考に陥ることも少なくない。

全部が嫌になって泣き出す直前で、
僕はいつも通りに走り出す。
人間関係で悩むのは、もうやめた。
仕事で無駄に悩むことも、もう辞めたんだ。

本当にダメな時には人を信用できなくなる。
そうなると、孤独生活の幕開けだ。
信用できるのは『お金だけ』という価値観になると、
精神的に不安定でつらい日々の幕開けだ。

僕は「生きている意味」や「人間関係」に関しては
ある程度は今の段階で答えを見つけている。
大事なのはその「自分の芯」を持つことで、
考えを持つことだ。

ただ、その自分の「芯」が孤独なものであってはならない。
例えば
「人は信用するな」「金だけは嘘をつかない」「孤独に生きる」
このようなものだと、自分がつらいだけだ。
自分から地獄への片道切符を手に入れて、
歩き始めているに過ぎない。

金は自分が同等の価値であると想う物と交換できる。
しかし、それはあくまで物でしかない。
人の心や、きっと本当に欲しい価値といった、
不安定なものは購入することができないのだ。

それこそ、見かけ上の満たされない幸福を得る。
これはできるだろう。毎日稼いだ金で、
高級な飯を食い、高い酒を飲み、適度に異性を漁る。
人によって、これで幸福だというが、
結局その果てにあるのは「愛に飢える」という状況だ。

自己嫌悪も、自己否定も、自己顕示欲も、承認欲も。
実は、金で解決できる問題ではなく、
本当に重要になるのは自分と向き合う時間と方法だけ。
その時間と方法は、金で買える。
実践したり向き合ったり、考えたりするのは、
それは自分自身の問題なんだ。

金がなければ人はだめになるが、
金があっても人はだめになる。
物凄く難しい問題なのではないかと思うが、
最終的には、「自分の芯」が問題なんだ。

「何を捨て、何を拾うのか」
「自分にとって重要なものは何か」
「自分が本当に求める心の叫びは何か」

これを意識して生きていくことが重要だった。
自分らしく生きる、自分の人生を自分で歩む。
難しいけど、それをして行かないといけない。

一人でやるのは大変だったら、
誰かに頼ればいい。
頼る人がいなければ、本を読んで先達に学び、
そのマインドと思考法を知っていけばよい。

今動いて考えること。これが実は一番大事なことなんだ。

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