見出し画像

【015】Time is money is LIFE。消費経済の外にある価値に目を向ける。

社会に出ると、お金を稼ぐとこは当たり前で「なぜお金を稼ぐのか」「お金とはなんなのか」などについて考えることなく、お金を稼いだ後の、なににお金を使うのかに焦点が当たることが多くなっている気がする。

今回は、youtubeの両学長の動画や、佐藤航陽さんの「お金2.0」、そして、ユヴァル・ノア・ハラリ(著)「サピエンス全史」などを読んで、お金や人の時間について思ったことを書きます。

消費経済の外

お金は、「生きるための物物交換を、効率的に行うもの」であったり、「自分が社会や周囲に与える影響の対価としていただくもの」であった。

その延長からか、今の社会では、お金が経済を回していることもあり、消費経済の外にある価値に目が向かなくなっている気がする。例えば、愛情や優しさは価値があるが、なかなかお金には結びつきにくい。

愛情や優しさはお金になるのか

自分が社会や周囲に与える影響の対価がお金だと考えるならば、愛情や優しさにもお金と似たような価値があると言える。しかし、お金や優しさは物々交換の対象にはなりづらい。

ではなぜ、愛情や優しさは物々交換の対象にならないのか。その理由の一つは、愛情や優しさは人間が生来持っているものだからだと思う。

しかし、過度な消費経済によって、お金に変えられるものだけ価値を感じると言う風潮が少し生まれている気がする。逆にいえば、だからこそ今後は愛情や優しさにもさらに価値が生まれてくるのではないか。

お金は自分の命を切り売りした成果

人が何に時間を使ったとしても、その対価としてお金をもらえることもあるし、貰えないこともある。そしてお金をもらうことが人生の中心になってくると、お金をもらえないことに対する優先順位が低くなってしまう。

お金を稼ぐことは時間を使うこと、時間を使うことは命を使うこと、つまり、お金を使うことは命を使うこと。

僕自身も、ついつい何も考えずに衝動でお金を使ってしまったり、自分の時間も相手の時間も無限にあるかのように考えてしまったりする。

心穏やかに

いつもそう考えるのは、ヘタをすると息苦しくなってしまうかもしれないけれど、何に自分の時間やお金を使うかを改めて考えてみることも時には必要なんだろうなと思いました。

こんな意識を持って日常を過ごすことで、相手に対してより丁寧に尊敬の念を持って接することができるし、謙虚になりながら自分を成長させていくことができると思う。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?