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読書の価値

本年、一発目の記事。
今年のテーマは、「結果に拘り、結果を出す」。
脱サラしてから、もうすぐ2年。
脱サラして個人で稼ぐことは簡単ではないことは分かっていたし、時間がかかることも分かっていたが、やはり現実は甘くない。
想像以上にマネタイズに苦戦している。
今の状態をズルズル続けるわけにはいかない。
3年以内に結果を出す。
3年以内に結果を出すということに拘って危機感を出さないと、今の状態を変えることはできない。
やれることは失敗を恐れず何でもやっていく。

今年の決意表明はこの辺にして、今日のテーマは読書の価値について。

読書をメインとしたコミュニティを運営するにあたって、周りから読書の価値とは何かについてよく聞かれるようになった。

聞かれるたびに、読書の価値を一言でどう表すか自分なりに考えてはみたが、どうもしっくりくる表現が思い浮かばなかった。

そして昨日、何となく考えているときに、ふと自分なりにしっくりくる表現が出てきた。
それは、「人間らしい脳みそを手に入れるということ」
それが読書の価値だと思う。
人間らしい脳みそとは、AIにはできないような既存の知識と知識を組み合わせて新しいアイデアを生み出し、人を感動させる創造力や発想力、またはその人にしかない感性。

なぜなら、これからAIの時代がさらに本格化していくが、情報の量やスピードで言えば、人間はAIには到底敵わない。
人間が数時間、あるいは数十時間かけて読む本をAIはほんの数秒で読むことができる。
だから、人間らしい脳みそを手に入れるためには、量よりも質が圧倒的に重要になる。
つまり、他人より多くの情報を手に入れるために読書をしても、読書の価値を感じることはできない。
大量の情報のインプットという観点でいえば、今の時代、YouTubeやflierを使って、スキマ時間に効率的に情報を入手することができる。
しかし、頭の中にどれだけ大量の情報を詰め込んだとしても、AIが持つ情報量の足元にも及ばないし、AIにはない人間的付加価値を生み出すことはできない。

AIにはない人間的付加価値を高めるために、読書で重要になってくるのは、量よりも質。
何百冊も本を読む必要はない。
それよりも、名著と呼ばれる質の高い本を繰り返しじっくり深読することで、本の情報と自分のこれまでの経験・知識が組み合わさり自分にしか独自の発想を作ることができる。
これにより、より人間らしい脳みそを磨くことにつながる。
また、本の要約コンテンツではそれをすることはできない。
なぜなら、本を読んでいて、どこの部分が心に刺さるか、重要かは人によって異なる。
要約コンテンツで省略された部分が、ある人にとっては最も重要な場合もある。

だから、一年に何百冊を読もうとするよりも、一冊の質の高い本をじっくり時間をかけて読み込む。
AI時代が進むにつれて、人間らしい脳みそであるその人独自の発想・感性の価値はますます高まる。

だから、AI時代を快適に暮らすには、自分独自の発想・感性をいかに高めていくかがより重要になる。
そのためのツールとして、読書ほど最高のツールはないのではないかと思う。

というわけで、私は今日も自分独自の発想・感性を磨くために読書をするわけです。

今回はこの辺で。



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