負けないお店、商品の作り方が載っています。
おはようございます。
皆様はUSA
ユニバーサルスタジオジャパンに行った事がありますか?
そして、2015年10月に単月ですが、
東京ディズニーランド集客数を超え、
日本一のテーマパーク返り咲いたのをご存知ですか?
では、
この裏にはUSAを劇的に変えた
天才マーケターがいました。
森岡 毅:1972年、福岡県生まれ。神戸大学経営学部卒。96年、P&G入社。日本ヴィダルサスーン、北米パンテーンのブランドマネージャー、ウエラジャパン副代表などを経て、2010年にユー・エス・ジェイ入社。革新的なアイデアを次々投入し、窮地にあったユニバーサル・スタジオ・ジャパンをV字回復させる。12年より同社チーフ・マーケティング・オフィサー、執行役員、マーケティング本部長。
マーケティングとは
「マーケティングってね、売るというよりもね、売れるようにする仕事だよ。」
と作者の森岡さんが述べています。
営業の仕事は、商品を売ることで、
マーケティングの仕事は、商品を売れるように試行錯誤することです。
森岡さんは、モノが売れるのは、
顧客に「選ばれる必然」が必ずある、と考えています。
三つの接点
「選ばれる必然」を作るにはどうしてらいいか?
大切なのは、
消費者と商品の接点を制することです。
その接点とは
消費者の頭の中、店頭(買う場所)、商品の使用体験の3つ制することが
売れる仕組みに必要です。
・消費者の頭の中
まず、消費者に知ってもらう。認知率をあげます。人間は自分の知らないモノに購買意識を持たないからです。知っているブランドの方が、安心するってことですね。そして、一度あげたブランドの認知度を下げないように、マーケターは一連の活動を行います。それを「ブランディング」と呼びます。マーケターは、消費者の頭から自社のブランドを、定着させる事が、重要な仕事になります。
・店頭(買う場所)
次は店頭です。顧客が、店頭に足を運んで、困らないようにコントロールします。
商品が売り切れにならないか、配荷率の確認。店頭で、商品が目立っているか山積の調整。消費者に合わせた価格決定。
・商品の使用品体験
消費者の最初の購入を「トライアル」、2回目からの購入「リピート」、そして「購入頻度」から、売り上げを予測します。
まとめ
マーケターがやるべきことは、消費者があらかじめ喜ぶサービスを提供することだと、本書に書いてあります。
マーケティングに今まで、興味がなかった人にも分かりやすく解説された書籍であり、ユニバーサルに興味がある人にも、とっても読みやすくなっています。