8月25日 読書会
質問の精度を上げる「フカボリ」と「ユサブリ」
・フカボリモード
チームの暗黙の前提や共通の価値観が曖昧でチームの根底にある「こだわり」がはっきりせずにぼやけている時。解像度高めるモード。
「素人質問」、「ルーツ発掘」、「真善美」の3パターンがある。
①素人質問:みんなの当たり前を確認する。
「すみません、一応確認なのですが、何でリニューアルが必要なんでしたっけ?」
直球で聞きづらい場合には枕詞に付けるお詫びが重要。
②ルーツ発掘:相手のこだわりの源泉を聞く。
「〇〇とは何が違うのですか?」
こだわりが発露しやすいポイント
1基準の高さ
2過剰な投資
3違いの識別
4怒りのツボ
5偏愛対象
6違和感
③真善美:根底にある哲学的な価値観を探る。
「『正しい〇〇』とはなんでしょう?」
「コロナ禍で実感した、本当の意味での正しいビジネスマナーとは?」
・ユサブリモード
固定観念や価値観のズレなどの「とらわれ」が見えてきたとき。揺さぶりをかけて新しい可能性を探るモード。
「パラフレイズ」、「仮定法」、「バイアス破壊」の3パターンがある。
①パラフレイズ:別の言葉や表現に言い換えを促す。
「その言葉を、別の言葉に言い換えるとどうなりますか?」
バリエーション
1たとえる
2数値化
3動詞化
4禁止
5定義
②仮定法:仮想的な設定によって視点を変える。
「もし〜だとしたら?」
バリエーション
1立場の転換:別の視点で考える
2制約の撤廃:目の前の制約を取り払って考える
3架空の物語:全く別の世界を想像してもらう
③バイアス破壊:特定の固定観念に疑いをかける。
「Xを除外してみると、どうなるでしょう?」
とっさの質問リストp2770
ミーティングを組み立てる
ミーティングの基本的な流れは以下の通り。
1イントロダクション
2チェックイン
3話題提供
4意見交換
5ディスカッション
6成果の確認
7まとめ
この流れの中に、問いかけのチャンスが潜んでいる。
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