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7月21日 読書会

信頼は無意識に心が判断する
心も頭も信じてみようとなれば信頼する。心と頭の判断が食い違った際には、どちらが勝つのか、、?
パートナーを無意識に信頼しているかが分かる問題。言葉と写真のカードがあり、分類できそうな言葉とパートナーに関わることを連想する写真を見せて瞬時に分類してもらう。この際にすぐにパートナーのことが思い浮かんだ場合には無意識に信頼している。
実行制御力とは、大脳辺縁系と前頭葉の関係のこと。実行制御力が強い人は直感を抑えられるため、自分の考えたことで判断する。実行制御力が弱い人は直感で行動してしまう。

ファクトリー型からワークショップ型へ
問いかけの作法とは、チームメンバーの魅力と才能を引き出し、チームのポテンシャルを最大限に発揮するための技術。
現代のチームのポテンシャルが抑制されているように感じる原因は、前時代に求められていたトップダウン形式の「ファクトリー型」の組織形態に、仕事のスタイルを適応させた結果だと考えられる。
ファクトリー型と呼んでいるのは、作業の工程を「要件定義」「外部設計」「内部設計」というように分割して段階的に進めていく方法。
しかし現代はVUCAの時代であるため徐々にワークショップ型に切り替えていく必要がある。ワークショップ型の組織に置ける経営者層の役割は、現場と対立しながら「理念」を探究すること。

ファクトリー型への環境適応による「4つの現代病」
1判断の自動化による、認識の固定化
2部分的な分業による、関係性の固定化
3逸脱の抑止による、衝動の枯渇
4手段への没頭による、目的の形骸化

1.過去の経験を通して暗黙のうちに形成された固定観念にとらわれ、新しい発想が生まれにくくなっている状態
2.チームメンバー同士が互いのこだわりを深く理解せず、前提がずれたまま関係性が凝り固まった状態
3.チームメンバーの内発的な同期に蓋がされ、主体的な行動やこだわりのある発想が抑圧されている状態
4.目的と手段がずれたまま、手段が自己目的化し、何のためにそれをやっているのか意義を感じられなくなっている状態

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