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6月16日 読書会

誠実とは
まじめにそれを実行するかどうかということ。
自分の時間を相手に使うのか、相手に時間を使うのか。相手がいてもいなくても結局は自分の時間になる。
今の自分を信用するか未来の自分を信用するかという問題があるが、自己抑制能力があれば長期的に自分を信じることができる。長期的に自分を信じるということは今我慢することである。

異時間転換
自己抑制能力ある未来の自分信じるのか、それを信じずに現在の自分を信じるのか。甘いもの今食べるか、後で食べるのかということも自己抑制能力があると後で食べるということができる。

信用される人とは
投資家にお金を預けるという実験をおこなった。投資家が返してくれる時は三倍にして返すが、返すかどうかは投資家が決めるというもの。信頼してたら多くのお金を預けるというのが前提となっている。投資家と被験者が会う前にに作業させるということを行った。その作業に大中小の大変さを分けて投資家におこなわせた。疲労困憊の投資家ほど被験者から預かる額が少ないという結果になった。このことから疲れている人は信用されにくいということが分かる。

人を信頼するかどうかはどう決めるのか
頭と心の両方で判断する。頭で評価するというのは、その人の評判をもとに信頼するか判断すること。初対面は信用するのがよいらしい。
人間には直感で察する能力があるため、それが信頼するかどうかの心の使い方となっている。自信があるかどうかも大事である。
誠実かどうかのみが大事というのは研究者の盲点である。誠実であれば信用されるかというと、誠実だけが重要ではない。能力も大事であるということを見落としている。信頼するかどうかの判断のために、能力も見極める必要がある。

「課題の分離シート」で自分か他人の問題なのか不安を分離していく。
今悩みを抱えていることについて、「課題の分離を」をすることで責任の所在が明らかになり、悩んでも解決できない他者の課題を切り離せるようになる。
例:部下に任せたプロジェクトの進行が遅れている→部下(相手)の課題
仕事が終わらなくて残業が続いている→共同の問題
仕事が上手くいくか心配だ→自分の課題

辛い時は高いところから景色を見下ろしてみる
つらい状況に陥っているときは、そのことばかりに目が行ってしまう。あえて視点を高いところに置くと、重苦しさを軽減させられることがある。

「ライフデザイン・チャート」で自分の年表をつくると自身につながる
人生を振り返るとがんばった自分に気付ける。内省するための年表づくり。
紙の中央に縦線を引き、これまでの人生の時間軸とする。この時間軸に沿って、右側には「うれしかった出来事」、左側には「悪い出来事」を書く。
完成した年表を見てみると、自分のこれまでの人生が、いかにたくさんの人に助けれれてきたかがわかる。

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