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7月7日 読書会

恋愛と結婚の信頼関係構築

自分にとって利益があるかどうかが初めの信頼関係に繋がる。
お互いのしてくれた利益のチェックをためていく。〇〇をしてくれたというチェックをためていき、それに見合った利益を相手に返そうとする。この関係を交換的関係という。交換的関係にある場合、自分のかけたコストに対して相手からの利益が見合っているかを常に意識する。

交換的関係が、徐々に共同的関係に変化していく。共同的関係では、自分がこれをしたら相手がこのくらいのものを返してくれるだろうという予測ができるような信頼ができる。なにかをしたら相手も返してくれるという認識ができあがる。交換的関係から共同的関係へ移行するには、交換の監視から解き放たれることが大事になる。

交換的関係と共同的関係の実験。二人組に対してお金を片方に渡して、お互いに違う部屋で問題解かせる。一人目が解いた後に二人目が別室で同じ解答用紙に解く。解けない問題は相手が解いてくれるということで別の部屋で解かせる。この時、赤と黒のペン置いておいて、二人が何色のペンで書くか検証した。
交換的関係では二人目が違う色で書く割合が9割。
共同的関係では同じ色で書く割合が7.5割。
ことことから交換的関係と共同的関係の違いが見えてくる。

共同的関係にある仲の良いカップルを実験にかける。
なぜこんなに信用しているのかということを知るのが目的。自分に何かしてほしいこと、かつ相手は犠牲を払わないと行けないことを挙げてもらう。挙がったこととして、趣味に付き合わせる、勉強のために会社休むなどがあった。
その結果、共同的スタイルの人は相手を信頼しているために相手の要件を受け入れるという結果になった。その話をすると、相手の悪い部分見えるが、信頼している人たちは、悪い部分を見ることで更に関係が良くなった。しかし、交換型スタイルの人に関しては、悪化しがちになる。

ちょっとしたノイズによって信頼失うことは、損失が大きい。したがって少し思っていたことと違うことがあっても、信じ続けてみることの方が大事。お互いに思っていればいるほど、ハッピーになれる。


批判や悪口が多い人とはなるべく距離を置いて関わらないのがよい
不安やストレスを言葉や態度で表す人のそばにいると、周囲の人も同じ感情を持つ確率が高くなることが研究で分かっている。また、別の研究では、ストレスのある人を見ただけで、ストレスモルモンであるコルチゾールのレベルが高くなるという報告がある。

失恋したら「失恋してよかったこと」を書き出してリセットする
疑問や後悔が頭の中をぐるぐる回り他のことが出につかなくなる場合もあるが、いくら考えても答えは出ずに気持ちが沈んでしまう。早く立ち直りたい場合は、「別れてよかった」ことをノートに書き出してみる。書いているうちに「失恋のおかげでいいことがあった」と思えれば立ち直るきっかけになる。

外見のコンプレックスは隠すのではなく自分のいい部分を見せていく
外見の自身の無さは自己肯定感の低下へとつながる。外見のコンプレックスにより自己肯定感が低い人は、自分の欠点を頑張って隠そうとしがち。それではネガティブな思考から抜け出すことができないので、「自分のいい部分を見せていく」ということを大切にするとよい。自分の強みを意識することでポジティブな思考が生まれ、「自分らしさ」を実感することができる。
◇自分のいい部分の高め方
・自分のいい所を聞いてみる
・褒められたことをノートにメモする
・適度な運動を心がける

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