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僕が思う「ジュンク堂書店」の好きなところ6つ

本屋が好きな人間にとって、どこの本屋で本を買うかって重要ではないでしょうか。

僕は本を選ぶ作業はどこの本屋でもいいんですが、実際に買う店はけっこう選んでます。

好きな本屋の一つがジュンク堂書店なんですが、「ジュンク堂書店ってなにがいいんだろう?」と冷静に分析してみました。

ちなみに、丸善ジュンク堂書店として運営されている店舗もありますが、今回はわかりやすさのためにジュンク堂書店といたします。

名札にジャンル担当が書いてある

ちょっとマニアックな話ですが、ジュンク堂書店の店員さんの名札にはそれぞれが担当しているジャンル名が書いてあります(一部、書いてない人もいると思うけど)。

ジャンルというのは「実用書」「語学書」「ビジネス書」といった本のカテゴリーのことです。

僕がジュンク堂書店で本を買うときは100%の確率で店員さんの名札を見て、その人の担当ジャンルをチェックしています。

チェックしたところでどうにかなるわけではないんですが、担当ジャンルを見てその人の仕事っぷりを想像するのがちょっとした楽しみです(完全に変態)。

僕は書店員としてビジネス書とコンピュータ書を担当した経験があるのですが、特にコンピュータ書にはすごい思い入れがあるので、担当者の人と酒でも飲みながら話してみたいです。

僕が知っている限りだと、名札に担当ジャンル名が書いてある書店は他にない気がします(もしあったら教えてください)。

本に囲まれてる感がすごい本棚

ジュンク堂書店の最大の特徴ともいえるのが、本棚ですよね。「ジュンク棚」と呼ばれたりもします。

紀伊國屋書店とかだと平積みと差しがメインで面陳は少なめなんですが、ジュンク堂書店は平積みが基本的にないので、いい意味で圧迫感があります。

図書館っぽい雰囲気を味わえますね。アカデミックな感じが最高です。

本棚の背が高いので、一つのジャンルがまとまって置かれているのも実用性があって◎。

ジャンルが複数箇所に散らばっているとあちこち歩いてまわらないといけないから、非効率なんですよね。

インスタやってる

ジュンク堂書店はInstagramのアカウントを持ってまして、統一感のある写真を投稿しています。

だからなんだ、という話に思えるかもしれませんが、1つの企業としてインスタをやってる書店はけっこうレアで、紀伊國屋書店も三省堂書店も会社としてのアカウントを持っていません。

本は意外とビジュアルでの集客に向いている部分もあるので、あたらしいお客さんを呼び込む手段としてInstagramはけっこう有効だと思います。

なので、ジュンク堂書店には引き続きインスタを頑張ってほしいです。

ジュンク堂書店の由来がちょっとおもしろい

ジュンク堂書店という名前は、起業した工藤恭孝の父親である工藤淳(くどうじゅん)が由来というのはよく知られた話です。

クドウジュン ➡ ジュンクドウ ➡ ジュンク堂

というわけなんですが、なかなか良い感じですよね(笑)

紀伊國屋書店や三省堂書店の店名の由来からすると、なんともストレートというか、良い意味で単純というか。

ブッ飛んだイベントを開催する

ジュンク堂書店では「丸善ジュンク堂に住んでみる」というイベントを定期的に開催しています。

ひとことでいえば、1泊2日でジュンク堂書店の店内に泊まって、本を好きなだけ読めるというイベントです。

いまでこそ当たり前というか、よく耳にしますが、初めて「住んでみる」という企画名を聞いたときは驚きましたね。

しかも参加無料というすごさ。一応、1人最低3冊の本を購入する必要があるんですが、果たしてそれで採算が取れるのか…。

でも本が好きな人はけっこう大量に買うから、意外とじっくり本を選んでもらうのは効果的なのかな。

「住んでみる」は宣伝の意味合いが強いとは思いますが、なかなかブッ飛んだイベントを開催するジュンク堂書店を僕は今後も応援していきます。

ポイントが貯まる

僕はかなりの冊数の本を買うので、ポイントはちゃんと貯めたい派です。

ジュンク堂書店では本を買うと以下のポイントが貯まります。

  • Pontaポイント

  • dポイント

  • hontoポイント

  • (紐付ければポイントの二重取りも可能)

書店チェーンでこれほど多様なポイントを導入しているお店は他にありません。

というより、そもそもポイントカードを導入してないお店もまだ少数ながら存在することを考えると、ここまで多くのポイントに対応しているジュンク堂書店は素晴らしいです。

紀伊國屋書店も三省堂書店もポイントカードを導入してはいるものの、企業独自のポイントシステムなので使い勝手が悪いんですよね(Tポイントとか導入してほしい)。

僕は財布の中のカードを最小限にしておきたいタイプなので、汎用性のないポイントカードは持ちません。

スマホアプリでポイントが貯められれば問題ないんですが、紀伊國屋書店はまだ実物のカードでしか貯められません(三省堂書店はスマホアプリがある)。

と、他の書店の話にまでなってしまいましたが、ジュンク堂書店は多様なポイントが利用できるので、心おきなく本を買うことができます。

 

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