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世界一やさしい問題解決の授業―自分で考え、行動する力が身につく

〇タイトル

世界一やさしい問題解決の授業―自分で考え、行動する力が身につく | 読書(90/1000)
著者 渡辺 健介

〇学んだこと

・問題解決の手順

1原因を見極める
1A原因としてあり得るものを洗い出す:ロジックツリー、ファネル分析
1B原因の仮説を立てる:1Aの洗い出しに対してざっくりデータを埋め、仮説を立てる
1Cどんな分析をするのか考え、情報を集める:仮説をもとに何を中心の論点にするのか
1D分析する:1Cをもとに課題のボトルネックを吟味する

2打ち手を考える
2A打ち手のアイデアを幅広く洗い出す:前提条件を無視してアイデアを出す。仮にスキル面の制約があったとしても、体制変更で可能な打手になりうる。
2B最適な打ち手を選択する:効果×実行のしやすさで4象限に分けて実行しやすくて効果が大きいところを取り組む。(大規模なpjtの場合ここの条件が様々発生)
2C実行プランを作成する:期日から逆算してそれぞれの打ち手を実行する。(WBSで進捗管理)

・目標達成の手順

1目標を設定する:5W1Hで目標を設定(半年以内に、x万円のmac proが手元に欲しいが金銭的余裕がなく買えない)
2目標と現状のギャップを明確にする:目標と現状の差分を5W1Hで言語化
3仮説を立てる
3A選択肢を幅広く洗い出す
:ロジックツリー
3B選択肢を絞り込んで仮説を立てる:実現可能性・効果の大きさ・時間のかかり具合などで現実的な問いを絞り込んでいく
4仮説が正しいかチェックする
4A仮設に沿って情報を集める
:課題分析シート(課題・仮説・根拠・分析、作業・情報源)
4Bデータを分析し、チェックする:4Aの内容を分析して、チェックする。あたりのよいものを実行に移す。

〇感想

問題解決が様々ある中でとっつきやすくそれでいて体型的に学べる本。
本の例示はやや稚拙に感じ取れるかもしれないが、問題解決を端的に学びたい人にはぴったり。
大人だけでなく、中高生にも読める内容のため幅広い人におすすめできる一冊。

その一方で1B,1Cで何をもとに仮説を立てるか、何を論点にするのかという部分が一番肝だと思うのでそこのサポートがもう少し厚みがあると良いと思った。
(この本は左脳版の問題解決の本なので右脳版には言及されているのかもしれない)

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