【ギター】気分的な波のはなし

こんにちは。寒いですね。

今日も、わりとしょうもない話なんですが、ギターや音楽が好きだけど、時々まったく弾きたくなくなったり、聴きたくなったり、作りたくなくなるってことありますよね?っていう話です。

ある程度高いモチベーションが長く続く人、途切れない人もいると思いますが、一方で極短期間の間だけとにかく曲が作りたくなったり、ギターが弾きたくなったりする時期と、全然音楽関係に興味関心が向かない時期が周期的にいったりきたりする人、いませんか?私はわりとそうなんです。

若い頃、バンド活動をガムシャラにやっていた頃は、ギターを弾くモチベーションが下がっている自分に気づくと強い焦りを感じて、感性を保とうとして無理やり音楽を聴いたり(しかもそれまで聴いてこなかったジャンルの音楽)して、自分を無理やりギターモードに戻そうとしていることが、頻繁にありました。

ガムシャラになり過ぎてしまうと、人は本来その活動に感じていたはずの「楽しみ」を忘れてしまうようです。ギターを弾くこと、バンドで演奏することの「楽しみ」を見失ってしまうと、当然モチベーションは下がります。だって「楽しみ」をなくしてるんですから、やる気がなくなってあたりまえですよね。

で、ここから私のしょうもない結論の始まりなのですが、ギターが弾きたくないときは、弾こうとしないことがいちばんいいと、私は経験から思いました。

やりたいと思っていないことをやるのってツラくないですか?そもそも楽しいと思えないことを無理やりやる必要はなく、全く関係ないことでもやってみたらどうでしょうか。例えば私なんかは、元々クルマが好きだったのですが、そのメカニズムみたいなことは全然わからなかったので、クルマの構造の本を買ってきて読んだりしていました。

何か違うものに夢中になると、自ずとギターのことを考えないようになります。これが大事なんです。ギターのことが頭から離れないと、いつまでたってもギターがつらいものになるだなんです。

まあ、といっても、バンド活動というのはひとりでやるものではないので、全然ギターに気持ちが向かない時でも、活動をせざるを得ないこともあると思います。

どういうスタンスでバンドや楽器と向き合っているかにもよるのかもしれませんが、結局のところ、バンドにしろ楽器にしろ「楽しい」という気持ちをなくしたら、長続きはしません。

ちょっと休んでいれば、また自然にギターを弾きたい周期がやってくるものです。それが、いわゆるバイオリズムというやつだと思います。

波が引いた時には、少し違った活動に目を向けることで、楽器を弾く人生ももっと豊かで彩りに満ちたものになるのではないでしょうか。



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