遅い車はかわいい

前回の記事を書いたのはもう2年前ですか。
マツダのアクセラから軽自動車のフレアワゴン(スズキスペーシアのOEM:)に乗り換えました。
子どもの習い事の送り迎えなど、妻の使いやすさ重視の選択でした。

このクルマは個人的にはデザイン最高だと思います。
とにかくかわいい。
ただの下駄じゃなくて、乗るのが楽しくなるデザインだと思います。

走りも最初の印象としては自分が想像していたよりはキビキビ走るな、と思いました。

が、やはりしばらく乗っていると、やはりアクセラとどうしても比較してしまって、「なんというドンくさいクルマなんじゃお前は!」という気持ちが頭をもたげてきました。
発進も遅い。カーブを曲がる時は重心の関係でかなり速度を落とさないと危なっかしい。アクセルをベタ踏みしてるのに全然加速しない。
まあ、あくまで比較対象にアクセラがいるからなんですが。

だんだんとアクセラの感覚も遠のき始めると、フレアワゴンの遅さがかわいいなと思うようになりました。
アクセラの前に乗っていた6Nポロを思い出すというか。ポロもアクセルベタ踏みしても全然坂を登れないクルマで、そこがすごくかわいかったんですよね。

アクセラは本当に速いので、スピード違反で2回捕まりましたが、遅いクルマでは高速道路で80kmくらいで走っていてもとてものんびり気分で気持ちも穏やかに運転できます。

遅いクルマはかわいい。

スポーティさを求めずのんびり運転を楽しむにはトール軽はいいなと思います。
なんだかバスを運転しているような感覚もあり。
特にフレアワゴンのようなかわいらしいルックスも相まって愛せるクルマになりました。

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