【前編】毎日の勉強に最適なゴールをつくれないと勉強効率落ちちゃうよって話

皆さんは普段、どのように一日の計画を立てていますか?

例えば、
「今日は数学の問題集をできる限り進めよう!」
「ご飯とお風呂の時間以外は精一杯勉強しよう!」
みたいな「限界思考」になっていませんか?

限界思考・・・体力、時間の限界まで頑張る(事が1番成果が出ると思っている)
ゴール思考・・・事前にゴールを決めて、ゴールを達成したらその日の勉強を終える(事が1番成果が出ると思っている)

結論からいうと受験においては、限界思考よりもゴール思考の方が効率的です。
その理由はいくつかあります!

ということで今回は、
理論編:受験においてゴール思考のほうが有利である理由
というテーマでやっていきます!

次回は実践編をやっていきますが、ただ実践していても意味がありません。
何故ゴール思考が大事なのかを理解して、正しいやり方を知ることが大事です。

なのでまずは、今回理論をしっかり理解して必要な知識を身につけちゃいましょう!

【限界思考⇒ゴール思考へ】

まずは今回の結論、「限界思考をやめて、ゴール思考になる」っていうことについてもう一度整理します。

限界思考、ゴール思考っていうのは勝手に僕が名付けたものなんですが、こうゆう感じです。
限界思考・・・体力、時間の限界まで頑張る(事が1番成果が出ると思っている)
ゴール思考・・・明確にゴールを決めてゴールを達成したらその日の勉強を終える(事が1番成果が出ると思っている)


例えば、以下の3つのうち、どれが限界思考でどれがゴール思考でしょうか。ちょっと考えてみてください。

①ご飯とお風呂以外の時間は全部勉強にあてよう!
②今日はこの問題集をいける所まで進めよう!
③今日は数学の問題集50ページ進めたら勉強終わり!

答えは、①と②が限界思考、③がゴール思考です。
冒頭でも話したので簡単ですね。

そして、結論は、限界思考よりもゴール思考の方が成果が出やすいということです。
というよりは、「最大効率を求める場合、ゴール思考の方が良い」ということですね。

10時間とか限界まで勉強するより、毎日ゴールを作って勉強した方がいいという事です。

とは言っても、ただ毎日の勉強にゴールを作ってても意味がありません。
何故ゴール思考が大事なのか理解して、正しいやり方を知ることが大事です。

ということでここからは、受験において限界思考よりゴール思考の方が優れている理由を3つ解説します。

すみません前置き長くて申し訳ないですが、もう一つだけ言わせてください。
これから話す内容は、皆さん1度は聞いたことあると思います。
しかし大事なのは、知っているかどうかではなく、明確な根拠をもって納得し、自信を持って実践することです。
そうでないと、中途半端になったり集中しきれなかったりするので効果が下がってしまうんですね。

なので皆さんに意識して欲しいのは、「その情報を知っているかどうか」ではなく、その情報が本当に正しいのか、その根拠や論理の部分に注目してもらえればなーと思います。

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僕が東工大に独学で現役合格した経験と、脳科学や心理学の研究を組み合わせて、科学的&戦略的に受験に勝つ方法を紹介します。

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