部長によるマネジメント

担当しているプロジェクトが炎上している。
このプロジェクトは私の所属する部署が主管部署であり、
プロジェクトオーナーとなる。

私は今年度からこの部署に異動となり、
前年度からこのプロジェクトを引き継ぐことになった。

しかし、このプロジェクトは引継ぎ時から混乱している。
なぜなら、主幹部署である私の部署の方針が紆余曲折しているからだ。
紆余曲折することによって、要件が確定せず、
要件がきまった内容も、開発の段階で手戻りが多々発生している。

未熟な私はこのプロジェクトをリカバリーすることができず。
スケジュールが大幅に遅延してしまっている。

当々、実務レベルでは関係部署との関係性も悪化してしまい、
部長がプロジェクトマネジメントの実務に入って下さった。

部長がマネジメントして下さって、部下として「ありがたい」と感じたことを以下にメモしておきたい。

(プロジェクターを使って資料を説明しようとしたところ、、)
1.「まずは電気をつけて明るくしよう。雰囲気が大事や」

(自分たちが準備した数値の蓋然性にあたふたと説明していると、、)
2.「情報の基礎固めが大事や。基礎が固まれば後からスピードはいくらでもあげられる。」

(実務レベルの私たちが混乱しているが事業性として大事な要素の場面、)
3.「ここ重要な箇所や。落ち着いて、ゆっくりやろう。」

4.「〇〇さんはどうゆう風に考えたの?(途中説明が詰まっても最後まで聞く)」

5.「〇〇さんは、、をやって、〇〇さんはーーをやって」

部長の会議中の発言

1.→プロジェクトは炎上しており、メンバーの雰囲気は最悪だった。
 まずは雰囲気から変えようとしてくれた。少し気持ちとして救われた。

2.→プロジェクト資料準備における"緩急"を示してくれたと共に、土台となる情報の弱い部分も論理的に指摘してくれた。

3.→重要な場面は"間"を作り、全員の意識を集約・集中させるようにした。
 今、力を入れる時か否か、こちらも"緩急"を示してくれた。

4.→ここは我慢強さを感じた。ありがたい。

5.→会議に誰が何をどこまでやるか役割分担が明確にしてくれた。
 自分の短いゴールが見えるようになった。
 (ここまではゴールが見えずずっと苦しかった。)

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所属:名古屋商科大学 BIP(Business Innovation Program)@東京丸の内キャンパス 期間:2021年4月入学→2…

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