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関係性がいく理由をつくる

知っている人がいる場所』とは、行ったことがなくてもなんだか馴染みがあるように感じる。そして、行ってみたい!というきっかけにもなる。

『人に会う』ということは何よりの原動力なのかもしれない。

戦争に行く理由は、戦友のため。ボランティアに行く理由も友人のため。

なにかでこんなふうに聞いたのを覚えている。関係性が行動を起こさせるということなんだろう。どれだけ遠くても関係のない場所であったとしても行く理由になり、意欲も湧く。

詳しく知らんから全然違うかもしれんけど、量子論に似ている気もした。一度、関係性を持ったものの間は瞬時に移動が可能になる。濃い関係性を築けると時空も越えられるかもしれない。

最近流行っている移住もその場所がどうこうも大切だとは思うが、まずは情報をみるだけじゃなく、知人を作ってみるのがいい。その知人を通しての情報が圧倒的に血の通った情報で、具体的なはずだ。そう簡単に出会わないかもしれないが、いいと思った場所にまず行ってみて、生活に近い旅をすると自ずと出会うことは多くなる。観光地じゃなく、地元の人たちが行きそうな場所やお店。情報の集まりやすい喫茶店やカフェなんかは最適だ。

自分も最近は、行きつけのカフェ経由でやたらと移住の相談や店舗探しの依頼が多い。気に入った場所や人がいると芋づる式に色々なことがつながってくる。これが本当にいい。そして、自分が好きな場所からのつながりは、似たような感覚の人や尊敬できる人に会える。その関係性から自分にもめちゃくちゃプラスを与えてくれる。

その店は、しっかり調べた店じゃなく、ふと歩いていて雰囲気がいいなと思って入る店がいいのかもしれない。ほとんどの人の携帯している電話がスマホになり、手元でなんでも調べる時代。必然性がほとんどで、

偶然の出会いがほんとに少ない

と、行きつけのカフェのマスターは言っていた。確かにその通りかもしれない。自分としては、そのカフェには近所で仕事があり、周辺の調査でたまたま入った。それが偶然自分にあっていて、そこで偶然いろんな人に出会い、偶然たくさんの仕事ややりたいことに繋がった。これはもはや偶然から始まった必然ではないのか。

人生は決断の連続だ

というように入る決断をしたことによって始まった必然なのかもしれない。いつもなにかの分岐点があり、その決断を迫られている。

「今日はあそこに行こうかな。」「あの仕事は明日にしよう」などで、常に分岐点を迎え決断の末、偶然のような必然を歩んでいる。

運も実力のうち

という言葉はこの決断の先にあるような言葉に思える。その決断をしたからこそ、その運に恵まれ、良いことが舞い込んだといえるだろう。思い切って自分の直感を信じてスマホに頼らずに新しいドアを叩いてみよう。素晴らしい出会いが待っているかもしれない。そんな店があると移住後もきっと楽しいはず。

なんか最後の方は、引用祭りになってしもた。

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