#256 見えないルールは破ってみる

澤円さんのVoicy澤円の深夜の福音ラジオ 【第307回】「コミュニケーションの難しさを体験する試み。」を聴いたことのアウトプット。
澤さんが、NewsPicks Academiaでコミュニケーションの難しさを体験するワークショップを開催した話。

澤さんが企画したワークショップは、
・二人一組になる
・片方の人がアイマスクをする
・もう片方の人がその人の手を引いて会場の外まで誘導する
・会場の外に用意されたコップに入った飲み物を飲んでもらう
・席まで戻ってくる
・戻ってきたら、アイマスクする人を交代する
・アイマスクをしている人がアイマスクをしていない人を誘導してスクリーン上のお題を紙に書いてもらう
という内容。

このワークショップにあたり、澤さんが出したお題は、「やってください」という最低限なもの。

「飲み物を目隠しをしている人でなければ持ってはダメ」、「(紙に書くお題で)アンパンマンが出たときに言っちゃいけない」と「やっちゃダメ」を一言も言っていない。
これがよくある自分で勝手にルールを作ってしまって自分を縛ってしまう状態。これは非常によくある。
日本人は、「もしかしてこれはいけないんじゃないか?」と考えやすい傾向があるので、まずはそこを疑ってかかる。
「どこまでだったらOKなのか?」という考え方をしてもよいと思う。
コミュニケーションは、相手が理解できることが一番大事。
そのときに自分がルールに縛られてしまうと、相手はアイマスクをして見えていないから得る情報が少ない。だったら自分が冒険して徹底的に多くの情報を提供してもいい。

ワークショップを体験しないまでも、澤さんのお話と参加者へのインタビューで擬似体験した気分になりました。
そして、過去に「あれはダメ」「これはダメ」と育った影響か、無意識に自分で勝手にルールを作ってしまうところまでイメージできました。
仕事や日常生活で、言われていないルール、書いていないルールに対しては、「本当にそうなのか?」と疑問を持って、法を犯さず人に迷惑をかけなければ、ちょっと冒険して破ってみてもいいのではないか、と思った回でした。

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