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医療現場をインターネットで変える、患者様を中心としたDXとは?

音声でインターネットにつながる世界観

何度も書いてしまって恐縮ですが、BONXはInternet of Voiceのプラットフォームになることに挑戦しています。
音声のインターネット(Internet of Voice)とは何かという話ですが、何かをしながら耳に装着しているイヤホンマイクの音声デバイスを通じてインターネットに繋がって、インターネットの先にある様々なサービスと繋がって便益を受けるということです。

よくラジオはながら視聴のメディアだと言われますが、BONXが作るInternet of Voiceの世界では、パソコンに向かってブログを書きながら、音声デバイスを通じてお買い物をしたり、旅行の予約をしたり、タクシーを呼んだりできます。
また、仕事に転じると営業で訪問先に向かうために運転をしながら、SFAツールを呼び出して次に訪問するお客様の情報を音声で確認したり、訪問後に商談内容を登録することもできます。また、世の中にあるクラウドサービスやウェブ会議、IP無線とも連携をしていくことができる人の耳と口とインターネットの世界のHubであり、そこでサービスを提供するプラットフォーマーになりたいと思っています。

では、これを具体的に医療に転じるとどうなるかというお話を今日は書きたいと思います。

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患者様を中心に情報共有することによるメリット

実はBONXの導入箇所数が一番多い業種は医療の世界です。大学病院から、総合病院、はたまた、クリニック、歯科、動物病院まで。
導入のプレスリリースをご覧になって、お問い合わせも沢山いただいております。

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さて、未来の医療における課題というのは何でしょうか?
お話を伺っていると、「医療現場においては円滑な情報伝達が必須」だとみなさん口を揃えて仰います。

昭和大学江東豊洲病院様でも、なくてはならないツールとして、ブログでも取り上げていただいております。


BONX mini お試し中 昭和大学江東豊洲病院 脳神経内科


実は、優れたテキストチャットおよび画像共有のアプリケーションは既に色々と出ていまして、JOINはその代表格だと言えます。情報セキュリティも担保されています。
ただ、目の前の患者さんの容体を見たり、緊急で処置をする時には目と手が塞がっているので、テキストチャットと画像共有を確認するためにスマートフォンを開くのは中々手間がかかります。

また、救急搬送、救急医療、病棟における看護、退院後の訪問医療・看護にしても、一人の患者さんに多くの人が関わって実施されています。関係者が適時情報共有や確認をするためにも、患者さんの情報を中心にシームレスに繋がっていることが重要になります。

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そこで、BONXでは医療向けソリューション、BONX for HOSPITALを立ち上げました。


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急病人が発生してMy SOSやAEDを起動すると、BONX経由で救急隊に通知されます。
それによって、救急隊と事故現場で双方向通話が可能になり、症状の説明が可能になります。

急病人の搬送中は、JOINなどのアプリに着信したメッセージをBONX経由で読み上げてくれるので、わざわざメッセージを読むためにスマートフォン見る必要がありません。
また、音声認識機能を使って発言した内容を文字にして記録を残すことができます。
その間には、救急車内の救急隊と病院にいる医療従事者がBONXで繋がって、患者さんの容体を伝えたり、到着のタイミングなど細かい調整をすることが可能です。

救急医療中は、音声認識機能を使って発言した内容を文字にして、電子カルテに入力することも可能です。
受付、看護師、医師など院内での連絡もタイムリーかつスムーズに行えます。

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救急医療を終えた後、病棟での看護に入ります。看護師、ケアワーカー、薬剤師など様々な役割の人が一人の患者さんに関わりますし、ナースコールも発生します。また、看護記録を電子カルテに入力する必要があります。関係者と、電子カルテシステム、ナースコールの仕組みが繋がっていることで、ナースコールがなったらBONXで応答、看護をしたらその記録を音声で電子カルテに入力でき、関係者には情報が適切に行き渡ります。

患者さんが退院したら、地域医療に移ります。みなさん普段は訪問先への移動時間が長いので、スマートフォンやパソコンを開いて作業する時間がなかなか取れません。
そこで、看護計画や地域医療連携システムとBONXを接続しておくことで、各患者さんの情報や看護計画を音声で呼び出すことができます。
これを、かかりつけ医、看護師、ケアマネジャー、行政などの担当者がBONXで繋がって、通話をしながら連携を深めていく。看護をした記録については、音声で入力することで少しでも少ない人数で、多くの患者さんを見ることができるようになっている。

私たちは、医療においてこんな未来を想い描いています。


BONXでは、音声コミュニケーションを活用したTeam Growth platformとして成長を遂げています。BONXと一緒に音声コミュニケーションの未来を創っていきたいパートナー企業様を募集しております。
また、今回ご紹介したBONX Gripのボタンを使った音声ソリューションについても提案が可能ですので、お気軽にお問い合わせをいただけますと幸いです。
b4b_sales@bonx.jp