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PicoCELAとBONXのソリューションが建設現場の働き方を大きく変えそうな話

PicoCELAは、現場全体にWiFi空間を構築する「全域WiFi」を、業務効率の向上や働き方改革に繋がるソリューションとして打ち出しています。工事現場に全域WiFiが必要な理由として、現場内でのコミュニケーション、ヘルスケア、位置情報の管理、ロボット施行などがあげられます。BONXはインターネット回線を用いるプロダクトですので、本来電波環境が厳しい場所にWiFi網を構築できるPicoCELAのソリューションと組み合わせることで建設業界での新しいソリューションになると考えています。PicoCELA×BONXという、相性の良いサービスを建設業界に拡大させていく事でどのようなサービスや課題解決につなげていけるか、2社のソリューションの可能性をライブ配信のウェビナー形式でお届けしました!今回はそのレポートをお送りします。

1.建設業界が抱えている3つの課題とは?

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①人手不足
0年前と比べかなり就労人数が減ってきています。そのため長時間労働、休日出勤、現場の効率化に課題があります。

②高齢化
高齢化が加速する中で次世代の技術の継承が課題。また、指導の効率化も求められています。

③安全性の担保
労働災害、労働災害のうち1割以上を建設業が占めています。そのため建設業において年間約1.5万人の死傷者が出ていまます。

上記課題も踏まえ、BONXとピコセラの建設現場での活用方法をピコセラの営業本部副本部長の加藤様より、お話を頂きました。

2.PicoCELA営業本部副部長の加藤さんに聞いてみた

ピコセラ加藤さん

Q:業界の課題の解決策としてBONXがどのような場面で役に立つと思いますか?

安全面でいうと、現場の皆さんがおっしゃることは、「不安全行動をしている方をすぐに探したい。」というのがあるみたいですね。「事故を未然に防ぎたい」ということがのが一つの重要なテーマですので、BONXを使って、不安全している人には「君だめだよ」とすぐ言えると良いと思います。

Q:ご紹介いただいた事例のような、山岳の工事現場、トンネル、高層建築、屋外フェスといったところのニーズは多く感じますか?

多いですね。特に通信が厳しい場所はそもそも携帯電話が入らなかったりするので音声通話も含めて(BONXを使って)やりたいという方が多いです。

その中でPicoCELAの導入もどんどん進んでいるということですね!

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はい。大手の建設現場様はもちろん、現在30 社以上の会社様から検証を頂いており、本格導入に移行しております。最大手の現場では、「トンネル工事現場=PicoCELAを使う」とのお声を頂いており、建設現場では必ずPicoCELAを使うようにご指示を出して頂いている会社さんもいらっしゃいます。導入件数は順調に増えており、今は70現場、もう少しで100現場くらい行くのではないかというソリューションになってきています。

PicoCELAのサービスが浸透していくに付随してBONXも多くの建築現場で使っていただいていると思います。「PicoCELA×BONX」の活用していただいているところはかなり増えていると思うのですが、「BONXを使ってみたい」という現場はより増えているように感じますか?

多いですね。特に鉄道工事現場様ですと、「皆さんに一斉に何か伝えたい時にBONXさん使えるよね」というお声を頂いています。とある現場では先にBONXさん(を使うこと)が決まっていて、後から通信をPicoCELAにしようという形になったと聞いています。

3.PicoCELA×BONX 建設現場のまとめ

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2社のソリューションを組み合わせる
BONXはコミュニケーションを最大化することで、現場の効率化、安全性を最大限に高めていくことを目指しています。PicoCELAが得意とする、広域にわたる現場、タフな環境下でのネット環境の構築を組み合わせ、建設業界の課題の解決策として、2社のソリューションを組み合わせたサービスがどんどん広がっていけばと思います。

「ネット環境、環境構築はPicoCELA、その中で行うコミュニケーションはBONX」そんな使い方が是非もっと広まっていけば良いですね。

4.お問い合わせ

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