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5/13(金)〜15(日) 秋田発酵案内:アニータ・Cの見た秋田と発酵 開催

日時:2022年5月13日(金)〜5月15日(日)
時間:10:00〜18:00
会場:BONUS TRACK
   〒155-0033 東京都世田谷区代田2丁目36-15
   ◾︎ 秋田のものの作り手たち:GALLERYスペース(屋内)
   ◾︎ 発酵食品・酒 販売:発酵デパートメント(店内)
   ◾︎ しもきた秋田イチバ vol.3:PARKスペース(週末5/14 & 5/15)
入場料:無料

主催:秋田発酵案内実行委員(アニータ・チャン、⽥村⼀)
協力:ANDON、発酵デパートメント
本件 問い合わせ先:anitachang888@gmail.com(アニータ・チャン宛)

秋田発酵案内から:

「発酵」という言葉が以前より少しだけ身近になってきました。
朝起きて味噌汁を飲んで、目玉焼きに醤油をかけて、納豆でご飯を食べる。夜は漬物をアテにお酒を飲む。これだけのことなのに背後には常に「発酵」が潜んでいます。秋田でも「発酵」は長い歴史を持っています。日本酒は言うに及ばず、麹を使った味噌醤油作り。納豆の発祥は秋田だと秋田県民は信じて疑いません。

そんな秋田の「今」の発酵事情を今回みなさんにご案内できたらと思います。

鵜養での無農薬の米作りをスタートさせ日本酒の定義を見直そうとする新政、福禄寿酒造は五城目の町作りにも積極的に関わっています。県南の増田町の羽場こうじ店は日々元気な麹を作り、ヤマモは"Viamver®"という革新的な菌を使った新しいモノづくりを開拓しています。

今回、発酵デパートメントではそんな秋田の発酵家の皆さんと、発酵スペシャリスト・小倉ヒラクさんのオープンニングトークから始まり、イベント期間中、秋田の発酵食品を楽しむこともできます!

広場では「しもきた秋田イチバ vol.3」拡大版として、秋田のお粥とお酒のお店ANDONと、秋田各地のビールや食べ物のお店を集めます。

ギャラリーでは「発酵」をテーマにした秋田のさまざまなクラフトをご案内いたします。

秋田の「今」の発酵事情をご案内する3日間です。
ぜひお楽しみください!

アニータ・Cの見た秋田と発酵

Artwork created by Hiroyuki Hosokawa

たまたまの引力で辿りついた秋田で、案内して頂いた発酵とクラフト。愉しく生きたいという人間の単純な欲望からできた秋田発酵案内。農村、稲、藁、麹と密接しているライフスタイル。雰囲気に欠かせない良い器と共に。古き良いものを継承しながら、新しい道を拓く。人情が溢れる「しもきた秋田イチバ vol.3」はイベントの週末に+イン。もし、興味と時間がありましたら、自分のフィルターを通して秋田の発酵とクラフトを覗いてみるのはいかがでしょうか。
(主催:アニータ・チャン)

『秋田のものの作り手たち』@GALLERY

▼展示コンセプト

「発酵」をテーマにしたクラフトの展示・販売をします。陶芸の釉薬は「灰」を材料にしています。雑木や稲を燃やした灰は長らく陶芸の材料になってきました。灰にするよりさらに高温で焼くことで釉薬をガラス化させる手助けを灰はしています。こういった「位相の変化」を「発酵」に擬えるのはそんなに不思議なことではないかと思います。 そのほかの皆さんもそういった「位相の変化」を感じるような作品を作る作家さんだと思います。よろしくお願いいたします。
(展示担当:田村一|https://www.tamurahajime.jp/

▼出展作家一覧

田村一(陶器)
佐藤幸穂(陶器)
■渡邊葵(陶器)
■佐藤木材容器(木工)
■細川博之(画家)
■すずなり(革)
■真坂歩(人形)
■保坂剛志(ニット)

▼出展作家の詳細

【佐藤幸穂(陶器)】

FB:https://www.facebook.com/sanongama 
Instagram:https://www.instagram.com/3ongama

五城目町での近辺の素材を用いて器を制作しています。日常使いの器に藁灰や欅灰など植物の灰の釉薬を掛け、焼成まで一貫して手仕事で制作してます。器と料理、両方が引き立て合うようにと思い作陶してますので手に取ってご覧いただけますと幸いです。

【渡邊葵(陶器)】

HP:https://www.aoiwatanabe.com/ 
Instagram:https://www.instagram.com/aoiw.w.w/

秋田ならではの土と釉薬で、器と陶製アクセサリーを制作しています。今回の展示では、あきたこまちのモミ灰由来の釉薬「海鼠釉」の独特の青さをご覧いただけたらと思っています。

【佐藤木材容器(木工)】

HP:http://satomokuzaiyouki.jp/
Instagram: https://www.instagram.com/sato_mokuzai_youki/

生まれ育った「五城目」の山から頂く木材で人と人をつなげる食を、大切に届けるための器をつくってきました。その思いは今も変わらず受け継がれ、同じ秋田杉でも、ひとつひとつ異なる木の性格を読み取り、丁寧な手作業で仕上げています。

【細川博之(画家)】

HP: https://umosoro.com/ 
Instagram:https://www.instagram.com/umosoro_sellers/

私は果樹農家4代目。僕が描く絵も、果樹もすべてその土壌から来る延長線上です。何に対してもどれが特別とかなくてただ暮らしの中の風景でありたいと願って制作しています。THIS IS 十文字町。今回は林檎で醸されたお酒で使用されたラベルの原画を展示させていただきます。

【すずなり(革)】

HP: https://suzunari.handcrafted.jp/ 
Instagram: https://www.instagram.com/suzunari.akita/

五城目町で夫婦で革屋を営んでいます。
丁寧な暮らしを心掛けながら 直感的な革もの をコンセプトにその時の自分たちと素直に向き合ったモノづくりをしています。
今回の展示では、革皿(トレイ)を中心に、生活に馴染む品を出展します。

【真坂歩(人形)】

Instagram: https://www.instagram.com/masaka_ningyo/

秋田市で土人形を制作しています。型で成形し、素焼きした土に胡粉、顔料を塗り仕上げている土人形です。縁起物やそうでないものまで、色々と取り合わせてお目にかけたいと思います。

【保坂剛志(ニット)】

Instagram:https://www.instagram.com/hosaka.takeshi/

秋田生まれ。短大で工芸を学んだのち、草木で染めた糸や布を用いた装身具や彫刻の制作をはじめる。身近な生き物の姿から様々なステッチを生み出してきた古今の手芸技法に倣い、土地の動植物から色や形をいただく造形に取り組んでいます。

◾︎ ギャラリー内スペシャルイベント

5/13(金) 19:00〜20:30 『オープニングトーク』

抽選制|事前申し込み必要(有料)
<ゲスト>
渡邉康衛さん(福禄寿)
古関弘さん(新政)
髙橋泰さん(ヤマモ)
鈴木百合子さん(羽場こうじ店)
小倉ヒラクさん(発酵デパートメント)
※詳しい情報については、こちらをご確認ください。
※20:30〜21:45 角打ち会@発酵デパートメント

5/15(日) 15:00〜16:00『クラフトトーク』

予約不要/無料
<ゲスト>
藤沢学さん(『へうげもの』「望郷太郎』などの編集を担当)

『発酵食品・酒の販売』@発酵デパートメント

◾︎ 発酵デパートメントとは?
BONUS TRACK内にある「世界の発酵みんな集まれ!」を合言葉に、ローカル発酵食材が揃った物販コーナーから、発酵料理に特化したカフェレストラン、ギャラリーやワークショップ、ECサイトなどを通して発酵文化を継承し、未来に発展させていくための運動体としての場所です。各地の醸造家たちの集まる場として、発酵ラバーが情報交換できる場として、様々な企画をお楽しみください。
https://hakko-department.com/

▼展示醸造家|おすすめ商品

【渡邉康衛・福禄寿酒造株式会社|一白水成 premium】

HP:https://www.fukurokuju.jp/

創業1688年(江戸元禄元年)初代渡邉彦兵衛が秋田県五城目町の地で酒造りを始める。秋田県五城目町は、なまはげで有名な男鹿半島、八郎潟の東に位置し秋田杉を材料とした産業が多い。蔵の前には500年前から続く朝市もある。春は山菜、秋田はきのこ、山の幸と海の幸の交換場所から発展していった。
その朝市通りに面した所に蔵がある。仕込み水は蔵の敷地内からの地下水、原料米は地元「五城目町酒米研究会」に所属する農家と契約栽培をしている。
地の「米」地の「水」地の「人」をテーマに秋田県五城目町の文化を感じさせる酒造りを目指す。2017年には農業法人も立ち上げ、契約農家と共にこれからの農業を見据える取り組みも考えている。

【一白水成 premium】

いっぱ秋田県五城目町酒米研究会メンバーの中で、その年最も優れた酒米を使って醸す純米酒。1年通しての管理、向上意欲、データ管理など、農家と蔵元が一緒になって作り上げた酒。

使用米:秋田県五城目町酒米研究会産 美山錦
栽培農家:加藤光儀
精米歩合:45%
使用酵母:秋田県酵母
仕込水:自社地下水(硬水)

【鈴木百合子・羽場こうじ店】

HP:https://habakoji.jp/

創業大正七年 代表佐々木喜一
地域に根付く麹を中心にした食文化の発信施設として2013年に「羽場こうじ茶屋くらを」を開店。

【髙橋泰・ヤマモ味噌醤油醸造元/高茂合名会社|】

HP: https://yamamo1867.com/

ヤマモ味噌醤油醸造元は江戸末期から続く秋田の老舗蔵元。世界の食文化と和の調味料が融合し、進化していくことを理念“Life is Voyage”とし、海外展開と共にリブランディングを行う。150年続くレガシーを捉え、庭園やカフェ、ギャラリーを整備し、産業にアートとインバウンドツアーを実装。10年に渡る試験醸造から果実香と旨味を醸成するViamver®酵母(特許出願中)を発見し、日本醸造学会発表。研究者やシェフ、アーティストが参画するチームASTRONOMICA®を醸成。味噌醤油製品のみならずカフェメニューや肉魚の加工品、ワインや飲料に応用し、新たな発酵の世界を追求する。伝統を創造性と美意識により再構築を進める。

【ASTRONOMICA®製品】

伝統に重きを置きながらも、研究者やシェフ、アーティストなどの専門家チームの革新的研究開発から生み出された製品群。

【VIAMVER® SOY SAUCE】

うま味を醸成するViamver®酵母による発酵を促した、うま味豊富な醤油。うま味は「学びある味覚」と言われ、食事の中で蓄積し、美味しさによる幸福感をもたらされます。味わいの中盤から後半にボディを感じさせ、全ての味覚と相乗効果を生み出します。

名称:濃口醤油(本醸造)
原料:大豆(国産)、小麦、塩
容量:70ml
保存方法:冷暗所

5/14(土)15(日) は、しもきた秋田イチバ vol.3!

週末の2日間、広場では「しもきた秋田イチバ vol.3」も開催されます。
ぜひギャラリーや発酵デパートメントと合わせて、お楽しみください。

日時 5/14(土),15(日) 各10:00〜18:00
会場:下北沢 BONUS TRACK 広場
※悪天候の場合、各種SNSでお知らせいたします。

BONUS TRACKに秋田弁が飛び交う2日間!

2021年9月に第1回、2022年1月に第2回とたくさんの秋田県人とご近所さんが行き交ったイベント「しもきた秋田イチバ」もいよいよvol.3を開催します!
なまはげ、ぼだっこ、いぶりがっこ、じゅんさい、とんぶり。独特な食や文化に溢れる秋田県。
秋田のお米を使ったお粥屋「お粥とお酒ANDONシモキタ」が中心となって、秋田のいいものを集めた秋田マルシェです。

【お粥とお酒 ANDONシモキタ】

HP:https://shimokita.andon.shop/
Instagram:https://www.instagram.com/andon_shimokita/
Facebook:https://www.facebook.com/andon.shimokita

▼第一回の様子はこちら!

▼個性豊かな秋田県出身出店者のみなさま

■OK,ADAM (りんごのお酒・ハードサイダー)
■ゴロクヤ市場(秋田県産のお野菜)
■KOJI CLEAR(麹を使った新しい発酵飲料)
■なべや製麺(能代うどん)
■ハピネス(秋田犬マスク、なまはげTシャツ、秋田のお菓子など)
■日用品とお菓子のお店 sofar(秋田の作家による雑貨、秋田のお菓子など)

▼出店者詳細

【OK,ADAM】

HP:https://okadamcider.com/

秋田県でも有数のりんごの名産地、横手市を拠点に地元産りんごを使ったハードサイダーのブランド、“OK,ADAM(オーケー,アダム)”。

【ゴロクヤ市場】

HP:https://www.568market.com/

秋田県産お野菜専門の卸です。秋田から568km離れた東京を拠点にする秋田県産お野菜専門の卸、ゴロクヤ市場。おいしく新鮮に秋田のお野菜が食べられるようみなさんにお届けしています。

【KOJI CLEAR】

HP:https://www.kojiclear.com/

原料は、糀、米、水だけ。保存料、添加物不使用の新しい発酵飲料。
フルーツのような爽やかな酸味の中に、上品な甘さが感じられるクリアな味わいです。

【なべや製麺】

HP:https://www.noshiroudon.com/

明治時代から作られている秋田県能代市を拠点とする「能代うどん」の老舗。


【ハピネス】

http://www.happiness-timer.jp/index.html

秋田県美郷町を拠点にオリジナルグッズの製作販売を行なっています。
いぶりがっこなどの秋田県の物産の販売も予定。

【日用品とお菓子のお店 sofar】

https://nichiyouhin-to-okashi-sofar.com/
https://instagram.com/sofar_toridori

秋田の作家さんh.u.gさんのブローチや、秋田の08COFFEEのアイスコーヒーとカフェオレベース、福禄寿の酒粕と五城目町産ラズベリージャムを使ったケーキを販売予定です。

日時:2022年5月13日(金)〜5月15日(日)
時間:10:00〜18:00
会場:BONUS TRACK
   〒155-0033 東京都世田谷区代田2丁目36-15
   ◾︎ 秋田のものの作り手たち:GALLERYスペース(屋内)
   ◾︎ 発酵食品・酒 販売:発酵デパートメント(店内)
   ◾︎ しもきた秋田イチバ vol.3:PARKスペース(週末5/14 & 5/15)
入場料:無料

主催:秋田発酵案内実行委員(アニータ・チャン、⽥村⼀)
協力:ANDON、発酵デパートメント
本件 問い合わせ先:anitachang888@gmail.com(アニータ・チャン宛)

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