11/4(土)〜30(木) ケアリングノーベンバー2023 開催
11月11日は介護の日。
セルフケア、だれかへのケア、介護や福祉の仕事、ケア視点のある本や商品。“ケア”は私たちの生活の中や暮らしの延長線上にあります。
毎年11月の1ヶ月間、BONUS TARCKでは「ケアリングノーベンバー」と題して、“ケア”イベントを開催。
広場でのエキシビション、マーケット、トークイベントなど、さまざまな“ケア”に関するコンテンツが11月のさまざまな日に登場します。
“ケア”を知り、楽しむ1ヶ月。
11月はケアしよう。
<プログラム一覧>
『世田谷クロニクル』利活用プログラム ケアするホームムービー
11/4(土)5(日)
at BONUS TRACK GALLERY
『世田谷クロニクル1936-83』とは、「8ミリフィルム」を市井の人々の暮らしを知るための貴重な共有材として捉え直し、ひろく公開することを目的とした、生活工房によるアーカイブサイトです。2019年のローンチ以来、様々な活用を展開してきました。
今回のケアリングノベンバー2023開催にあたり、ワークショップとトークイベントの2つのプログラムをご用意していただきました。
昭和の暮らしやまち並みが映るホームムービーの中に、現代を生きるヒントを探ってみませんか。申し込み不要ですので、当日お気軽にご参加ください!
<ワークショップ>
『世田谷クロニクル』利活用プログラム①
せたがやアカカブの会 下北沢出張編
「せたがやアカカブの会」は、『世田谷クロニクル』で公開している映像をじっくり観ながら語り合う場です。2017年の開始以来、三軒茶屋の生活工房を会場にして40回ほど実施してきました。今回は下北沢にまつわる映像をセレクト(『理容店2』昭和44年頃撮影)。映像を観ながら、想い出した個人的なエピソード、気付いたことや気になったことなどを、スクリーンを囲みながら言葉にしていきます。当時を知っている人も、知らない人も、ぜひご参加ください。
<トークイベント>
『世田谷クロニクル』利活用プログラム②
ケアするホームムービー 昭和の8ミリを携えて街を歩く
世田谷区内の在宅医療の現場にて『世田谷クロニクル』を利活用する試みが2022-3年にかけて実施されました。その名も「ポスト・ムービー・トレイル」。それはいったいどんな活動だったのか。このプログラムの中心人物をお招きし、家族の団らん、レジャー、社員旅行など、当時の価値観が反映された映像をケアに使うことの効能や課題について振り返るとともに、「思い出す」や「忘れる」といった行為の深淵に触れていきます。
TXA Graphic & Illustration Card Pack「Affection」 発売記念イベント『アーティストが描く性愛のかたち』
11月11日(土)12日(日)
at BONUS TRACK GALLERY
「性を表通りに誰もが楽しめるものに変えていく」というビジョンを掲げるブランド「TENGA」は、「able! FACTORY」という、障がいのある方がモノづくりの技術を学びながら働き、収入を得ることができる就労支援施設の運営や、“TENGAヘルスケア”として「セイシル」という青少年のもつ性の疑問や課題を解決するためのWEBサイトを運営しています。
そんなTENGAが立ち上げた、アーティストと制作したアパレルや雑貨を通して多様な性愛のかたちを伝えているブランド「TXA」。その2周年を記念して、最新のコラボレーションから、過去に取り組んだアーティストまで、総勢19組のグラフィックやイラストをポストカードにして専用ケースをつけたTXA Graphic & Illustration Card Pack「Affection」を制作。アーティストが性愛をテーマに描き下ろしたポストカードを展示するほか、「Affection」の先行販売も行います。
アーティストたちがそれぞれに解釈して描いた「性愛のかたち」を見ながら、自身の性愛のかたちについても思いをめぐらせてみませんか?
<アーティストラインナップ>
unpis / 大河紀 / OTANIJUN / obak / 我喜屋位瑳務 / 管弘志 / 最後の手段 / 杉野ギーノス / 武居功一郎 / 丹野杏香 / CHOU YI / 坂内拓 / POOL /ボブa.k.aえんちゃん / 前田豆コ / maitoparta / 三好愛 / millitsuka / 森優
※坂内拓さん、前田豆コさん、maitopartaさんの商品は来春販売予定の商品につき先行受注品となります。
ケアするしごと展 by マガジンハウス
11月14日(火)〜30日(木) 11:00〜20:00
at BONUS TRACK GALLERY
介護の仕事の創造性を紹介する、3メディア合同企画展
マガジンハウス『anan』『POPEYE』『こここ』編集部が、全国さまざまな介護・高齢者ケアに関わる仕事場と働く人を取材した記事を紹介する展覧会。11月11日より2日間にわたって渋谷スクランブルスクエアで開催した内容を、BONUS TARACKでも巡回展示します。
記事を紹介するパネル展示の他、福祉・介護をテーマにした『anan』『POPEYE』によるスペシャルブックを数量限定で無償配布します!
「ケアするしごと」は、“自分らしく生きる”を支えるしごと。誰しもに関わる創造的な職業です。この魅力を知っていただけたら幸いです。ぜひお越しください!
※本展覧会は厚生労働省補助事業 令和5年度介護のしごと魅力発信等事業(情報発信事業)として実施した企画の巡回展です。
BOOK LOVER’S HOLIDAY ケア編
11月11日(土) 12:00〜17:00
at BONUS TRACK PARK
11日(土) は広場にて「BOOK LOVER’S HOLIDAY ケア編」を開催。
毎月BONUS TRACKで開催している、気になる本と出会えるブックマーケット「BOOK LOVER’S HOLIDAY」。
今年のケア編は、”介護・福祉”、さらには”こころと体のセルフケア”にも着目した、幅広い「ケア」の視点をテーマに出店者のみなさまに選書いただきました。本を通してケア視点を見つけてみてください。
ケアリングマーケット
11月23日(木・祝) 11:00〜18:00
at BONUS TRACK PARK
「介護」や「ケア」にまつわるモノとヒトが集う屋外マーケットイベント「ケアリングマーケット」が今年もBONUS TRACKの広場にて開催されます。
商品の作り手、売り手のみなさんと会話しながら、その商品のうまれた背景や作り手のこだわりに触れることができます。今年もさまざまな福祉施設やブランドが参加。出店者による実演販売も予定しています。
また、昨年に引き続き、マガジンハウスのオンラインメディア「福祉をたずねるクリエイティブマガジン〈こここ〉」による『こここなイッピン』の紹介ブースも登場!全国各地から作り手のこだわりのつまった素敵な一品がたくさん集まります。ケアにまつわる一品を探しにきてください。
ぼくみんセレクト 今年の"ケア本"フェア
11月4日(土)~24日(金)
at 本屋B&B
「SOCIAL WORKERS LAB」「ふくしデザインゼミ」など、10代20代の若い世代とともに領域横断的なプロジェクトを手がける会社「ぼくみん」が、今年発売された本の中からおすすめの"ケア本"をセレクト。並んだ本から浮かびあがってくる今年の"ケア"をお楽しみください。会期中には、福祉社会学者の竹端寛さんと哲学研究者の永井玲衣さんによるケア談義も開催。ケアに詳しい方もそうでない方も、東京・下北沢の本屋B&Bでお待ちしております。
トークイベント 竹端寛×永井玲衣「迷惑をかけあう社会に向けて~ケアしケアされ、生きていく」
11月8日(水) 19:30〜21:30
at 本屋B&B
10月6日、福祉社会学者・竹端寛さんの新刊『ケアしケアされ、生きていく』(ちくまプリマー新書)が発売されました。この本には、3つの世界が並んでいます。
1つめは「他人に迷惑をかけてはいけない憲法」に縛られている20歳の大学生の世界。2つめは「他人に忖度せず、のびのび生きる」6歳の女の子の世界。3つめが「昭和98年的世界」に苦しめられている(ことにも気づかない)48歳の著者が生きる世界。
本書は、社会の抑圧や呪縛から抜けだし、自分のありのままを大切にし、お互いがケアしケアされる社会を目指す「はじめの一歩」を、3つの世界を通して探った本です。
この刊行を記念してトークイベントを開催します。
出演は、著者の竹端寛さん、ゲストには哲学研究者の永井玲衣さんをお迎えします。
イベントでは、「人に迷惑をかけてはいけないと言うけれど、本当にそうなのか」という問いから始まり、気付かぬうちに覆われてしまった「もやっとした」空気から抜け出し、それぞれのあるがままを大切にし、ケアしケアされる関係づくりへと向かっていくためにの対話を試みます。対話の達人であるお二人が「いま・ここ」から生み出す即興ライブの場。どうぞ気軽に遊びにいらしてください。
トークイベント リー・アンダーツ×寺尾紗穂「母がゼロになるまで」
11月25日(土) 19:00〜21:00
at 本屋B&B
内容随時公開予定
※寺尾紗穂さんのご出演はオンラインの予定となります。
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