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2/10(土),11(日) 『写真 What is a photo / AI-photo?』 開催

日程:2024年2月10日(土)〜2月11日(日)
時間:9:00〜20:00(最終日は17:00まで)
会場:BONUS TRACK GALLERY
住所:世田谷区代田 2-36-15(下北沢駅南西口 / 世田谷代田駅 徒歩5分)
主催:Not a Collective

Not a Collective vol.2

『Not a Collective』は、VoidTokyoTokyo-SPCFRAME TOKYOといった東京を拠点に活動するStreet Photo Collectiveに所属するメンバー、最前線で活躍する写真家が集い、東京の枠に囚われずに更なる写真表現を追求するべく結成されました。
今回の第2回目の展示では、昨今の生成AIによる写真の動向を踏まえ、そもそも「写真」とは何かということに対してメンバーそれぞれの視点から表現した内容を発表します。
皆さまのご来場を心よりお待ちしております。

展示概要

かつて現実の瞬間を記録するためのツールは絵画であったが、19世紀の技術的な発展により、絵画の代わりとなる記録ツールになったのが写真である。そしてその後、写真は記録メディアとしてだけではなく、アートの一ジャンルにもなり、作家独自のオリジナリティを表現できる新たなツールとして発展していった。

しかしその分、写真というジャンルは非常に裾野が広くなり、写真を使った様々な表現が現れるようになった。「写真」の定義が、非常に曖昧になったとも言える。

例えば、現代芸術家のゲルハルト・リヒターは、プリントした写真の上に筆と絵の具で抽象的なタッチを描いてみたり、自身の絵画を写真に撮りそれを作品として発表したりと、写真と絵画を行き来する作品を発表している。
これらは「写真」なのだろうか、それとも「写真」ではないのだろうか。

そして近年、「AI写真」なるものが出現し、人がカメラを通して撮影する写真と区別が付かないほどのクオリティの画像が登場するようになった。

この「AI写真」ですら、画像を生成するためにインプットした情報の「記録」「ドキュメンタリー」とも言えるのではないか。また、カメラで撮った写真をレタッチするのと、実写を元にしつつも全く別の画像に作り変えたAI画像とでは、本質的に何が違うのだろうか。そもそも、「AI写真」と従来の「写真」を人間は見分けられるのだろうか。

考えれば考えるほど、その線引きは曖昧になってくる。

「AI写真は写真ではない」と、断言することはできるのだろうか。そもそも、「写真」とは何なのだろうか。今回の展示はこれら疑問に対して、主にストリート写真家として普段は「AI写真」とは対局の活動を行っている7人がそれぞれの視点で答えを導き出そうとする試みである。

参加メンバー プロフィール

Johan Brooks

ヨハン・ブルックスは東京を拠点にドキュメンタリー及びストリートフォトを撮り続ける写真家。イギリス 生まれ、ニューヨーク育ちで、日本に移り10年以上になる。これまでに「Fire Corps」や「The Erosion Beneath」など、注目される作品を多く手がけてきた。また、東京以外に、 イタリア、アメリカ各地で作品を発表された。この他、彼の作品はThe Japan Timesをはじめ、 様々な媒体で出版されている。東京写真家集団 Void Tokyoのメンバー。

●Exhibitions/展示:
2024 "The Erosion Beneath" - Jinny Street Gallery (JP)
2023 VoidTokyo: Sharaku - HicoHico Gallery (JP)
2023 Influences - Sedeci (IT)
2022 “The Erosion Beneath” - America Bashi Gallery (JP)
2022 VoidTokyo - Blank (JP)
2022 VoidTokyo - ProPhoto Gallery (US)
2021 Influences - Anagra (JP)
2021 Niépce Gallery (JP)
2021 Trieste Photo Days Festival (IT)
2021 Tokyo Street Photography Exhibition (JP)
2021 Permanent installation - CrunchyRoll HQ (US)
2020 “Fire Corps” - Terranova House (JP)

●Publications:
2023 “The Erosion Beneath” - The Annihilation of Space & Time
2023 VoidTokyo Vol.8 Zine
2022 VoidTokyo Special Edition
2022 "Young Mountains” - Tokyo Weekender
2022~ Multiple articles - The Japan Times
2021 “Fire Corps” - Mnngful
2021 Influences vol.11 zine
2021 Tales of the Unwritten photobook
2021 “End of Olympics 2020” - Mnngful
2020 #TokyoSPC zine

●Recognition:
2022 Selection - The Japan Times: Images of the Year 2022
2021 Honorable Mention for “Best Author” - Tales of the Unwritten

●Interviews:
2024 “The Erosion Beneath” - Jinny Gallery
2023 One night out in Tokyo - The Japan Times’ Deep Dive Podcast
2021 Fax machines, robots + sumo - Phlogger Podcast
2021 Covering the protest around Olympic Games 2020 - Mnngful
2021 The Impermanence of Life - Jugaad Magazine

●HP等
Website:https://www.johanbrooks.com/
Instagram:https://www.instagram.com/johanbrooks/

Kyosuke Hamao

●主な受賞・展示経験
-自主企画展(個展)-
2023年 LINK Vol.01 / 東京
-グループ展-
2020年 Venice Photo Lab / イタリア、ベニス
2023年 Tokyo Street Photography Festival / 東京 その他多数

●イベント・トークショー
2021年 GR Snap Weekend (ゲストフォトグラファーとしてトークショーに参加)
2022年 GR Bar (ゲストフォトグラファーとしてトークショーに参加)

●HP等
Website:https://www.kyosukehamao.store
Instagram:https://www.instagram.com/kyonosuke_6250_bw/

Kohei Kudo

●主な受賞・展示経験
2022年 Tofu Collective出版 “TOKYO ENCOUNTERS”に作品収録
2022年 Town&People /Mira Museum,Krasnoyarsk,Russia  (Group)
2023年 Town&People /Novosibirsk city center Novosibirsk,Russia

●HP等
Instagram:https://www.instagram.com/kudo_kohei_jian/

Shunsuke Matsunaga

●主な受賞・展示経験
2022年 Tofu Collective出版 “TOKYO ENCOUNTERS”に作品収録
2022年 IMA next “OPEN CALL” shortlist
2021年 Paris International Street Photo Awards, category ”Urban Culture” grand winner 

●HP等
Instagram:https://www.instagram.com/shunsukematsunaga/

Suzu Takahashi

●主な受賞・展示経験
-グループ展-
2018年 Tokyo SPC グループ展
2021年 Tokyo SPC グループ展
-インタビュー-
Japan Camera Hunter インタビュー

●HP等
Instagram:https://www.instagram.com/studio_suzie_san_san/

Tokio Nose

●主な受賞・展示経験
-受賞-
2021年 Paris international street photo awards honorable mentions
2022年 Paris international street photo awards finalist
-インタビュー-
2022年 Photographic Society of Taipei

●HP等
Website:https://tokionose.myportfolio.com/
Instagram:https://www.instagram.com/tokionose/

Takashi Arai(ゲスト)

大手事務機器メーカー勤務。カメラ開発部門在籍時は、小型カメラから一眼レフまで幅広いジャンルの商品企画を手掛けた。国内・海外を問わず多くのフォトグラファーとも交流を深め、自らもストリート写真に傾倒するようになる。

●HP等
Instagram:https://www.instagram.com/arai_takashi_photography/


当日は、展示のほか、物販も予定しております。
皆さまのご来場を心よりお待ちしております。

日程:2024年2月10日(土)〜2月11日(日)
時間:9:00〜20:00(最終日は17:00まで)
会場:BONUS TRACK GALLERY
住所:世田谷区代田 2-36-15(下北沢駅南西口 / 世田谷代田駅 徒歩5分)
主催:Not a Collective

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