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「いいし、いいし、別にいいし」 ハチがぶんぶん歌う日曜日の昼下がり、カフェテリア「マジカ…
四ツ葉のクローバーを見つけることが得意な智秋(ちあき)は、今日も小学校の校庭にある花壇…
ジーーーーーー ジーーーー 「ちょっと」 「ん?」 「マツリ公園もだったよ」 「ほんと?」 「…
これは、僕が去年の七夕の夜に経験した、不思議なお話。 その日は、おばあちゃんから教わ…
今夜は満月です。月では、満月を迎えるために、住人の皆さんが昼間から大忙しで準備をしてい…
「甘酸っぱくてジュワっとするだけじゃないんだよなぁ」 足を組み、頭を両手で支え、椅子…
ケロケロケロケロケロケロケロ。 紫陽花についた緑色の葉っぱの上で、夕陽池いっぱいに響きわたる雨の音に負けまいと、1匹の蛙が力を込めて鳴いています。 「ヨウさんはまだ来ないのかねぇ。約束の時間から、もう2分も過ぎてるよ。踏まれていなけりゃいいが」 すると、白色の傘をさした、砂糖が大好きなレミさんが煙草をふかしながら言いました。 「ルイさんのお見舞いに行こうと言い出したのがヨウさんなのだから、忘れていることはないわよね。きっと手土産を何にしようか悩んでいるのよ」 蛙は頭を