僕らが阪神タイガースを応援しながら学んでいること。
今回のnoteは全く真面目な話ではなく、独り言のような内容です。気軽に読んでください。
僕は阪神ファンの家庭に生まれ、気がついたら阪神タイガースを応援していました。その前から観ていたとは思いますが記憶があるのは野村監督の時代から。少年野球を始めたのもあって小学校、中学校の頃はかなり熱中して野球中継を観ていました。大人になってからは少し離れた時期もありましたがここ数年またかなり応援しています。細かい理屈無しに阪神が勝ったら嬉しいし、負けたら悔しいです。
そして阪神ファに限らず野球ファンはみんな、自分の推しの球団を応援しながら人生の大切なことを学んでいるのです。今日は我々野球ファンがどんな事を学んでいるのかを書いていきたいと思います。
まずはスポーツの世界には勝ち負けというものがあります。片方が勝てばもう一方必ず負けます。勝ち負けのない趣味をしている人には感じられない負けた時の苦しさを味わいます。そこから人生何もかも思い通りにはいかないということを学びます。特にプロ野球は強いチームでも6割勝って4割負けるくらいのペースです。プロ野球ファンは半分くらいは日々辛い思いをして過ごしています。それでもいちいち下を向いてられない。また次を見据えて応援するという忍耐力や、切り替え、そういった精神力が育まれます。
また何連勝もする時もあれば、何連敗もする時もある。同じチーム、同じ人間でも調子や流れの良し悪しでこんなにも違うかというくらい、良い時と悪い時があります。これも人生に置き換えて考えます。何をやってうまくいかない時期があっても、そこで頑張って前を向いていれば必ず良い時期もやってくる。プロ野球はそういった事も教えてくれます。
1人の選手を見ていてもそう。毎試合毎試合ヒットを打っていたバッターがある日から全く打てなくなる事もあります。でもその選手がまたスランプから抜け出し、ヒットを量産したりする。それを見て諦めない心や、どんな世界もずっとうまく行くことなんてないんだという事を学びます。
またプロ野球という世界はとても厳しいです。高校生や大学生の中でナンバーワンと言われたような選手がプロに入って全く活躍できなかったり、逆に有名でなかった選手が活躍したり、でも本当に活躍できるのはほんの一握りというとても厳しい世界です。そんな中誰もが大谷翔平にはなれません。その中でそれぞれの選手が自分の特性を活かしたり、努力や戦略で結果を出し生き残ろうとします。足の速さと守備の上手さでスタメンにはなれずとも一軍に居続ける選手、ストレートは早くないけど変化球と投球術で抑える投手。それぞれが自分のできる事、できない事を理解しその中で最大のパフォーマンスを出して活躍する。これはどんな業界にいる人でも参考になる事だと思います。
そんな色んなところにいろんな思いを乗せて応援する。それでも何連敗もしている時は見るのが辛くなり、「これは他者を応援してるから辛いんだ。自分が努力して自分の人生で結果を出すのが1番だ。」という考えにたどり着きます。そして努力をする。それでもやっぱりファンだから気になって試合結果を見て、勝っていたらまた嬉しくなって応援する。そんな日々の繰り返しです。
ライブでウケて阪神も勝った日は最高、スベッて帰って阪神も負けた日は最悪。そんな日をこれからも過ごしていくと思います。それでも僕はこれからも野球見て死ぬまで人生を学びながら生きていく事でしょう。
お笑い界の2割8分打者くらいにはなれるように頑張ります。
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